>「検定不合格日本史」家永三郎著
投稿者: yusura_sdhk 投稿日時: 2003/08/09 00:09 投稿番号: [238 / 7270]
>家永三郎が執筆当時(1956年頃?)にいだいた、日本の状況に対する危機感
家永三郎著「太平洋戦争」に,その危機感が記述されてるようですね.
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「戦争の惨禍」から解放された直後の日本人は、戦争に対し強い否定的
心情があった。しかし、米国占領政策の転換が始まり、1953年池田ロバー
トソン会談により、政府の公教育への国家管理姿勢、そしてマスコミ界の
戦争観は大きく右旋回した。戦争体験を持たない世代が大半を占めつつ
ある現在、戦争の全体像を歴史的にしっかり学ぶことは、第1次世界大戦
後のナチス台頭を引き合いに出すまでもなく、極めて大切なことである。
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http://www.eva.hi-ho.ne.jp/nishikawasan/new1/ienaga.htm#jyoronそれにしても,
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太平洋戦争を引き起こした条件は大きく次のようにまとめられる。
<1>日本の資本主義経済形成以前から、侵略主義思想の萌芽があった。
<2>農村の生活水準の低さ、国内購買力の低さから海外進出への意向が強かった
<3>絶対主義的体制下では、海外進出は軍事的色彩を帯びてしまう
<4>世界大恐慌の経済的打開策としての海外侵略
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太平洋を隔てたあっち側から中国に食指を伸ばしてきた米国の侵略主義
思想については不問のようです.中国を舞台にした日米の利権争い,と
いうのが正しい姿だと思うのですが.しかも,日本は中国からの撤兵
までを視野に入れて戦争回避への努力をしていますが,まるで日本が
積極的に戦争を招いたかのような認識ですねえ.
自虐的だなあ,と読み進めると,意外な記述も有ったりします.
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開戦後ソ連軍が市民に加えた略奪・強姦等の行為は、明白に国際法に違反
するものであった。ソ連の戦史がこれらの事実を認めていないのは遺憾千万
である。ソ連は日本人70万人をシベリアに送り、その内5万人が餓えや
寒さ過労のため異郷の土と化した。
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当り前のことを言っているだけなのですが,ちょっとびっくりしました.
これは メッセージ 226 (usagigamemaimai さん)への返信です.
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