「植民地朝鮮研究」の動向(道新より)1
投稿者: usagigamemaimai 投稿日時: 2005/03/16 02:59 投稿番号: [2164 / 7270]
日頃の報道ではこういうのはあまり見かけないので、面白く読みました。
(私の頭ではよく解らない箇所も多少有りなのが残念・・・苦笑)
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道新
2005年3月11日夕刊
見出し:植民地朝鮮研究「『一国史』の枠
超越を」
権錫永
(クォン・ソクヨン=北大助教授、日本近代思想・文化、朝鮮文化)
一月に、歴史教科書問題と植民地朝鮮に関する研究動向をテーマとする国際シンポジウムが東京で開かれた。植民地朝鮮をめぐって、討論の中で焦点となったのは一国史的な枠組みの問題であった。その場での私の発言内容を踏まえ、課題について述べたい。
研究動向について報告を行った朴賛勝氏(忠南大学教授)は、これまでの日本の植民地支配と朝鮮に関する研究を三段階に分けて説明した。
第一は、植民地収奪論で、日本の支配の歴史をもっぱら抑圧と収奪としてとらえる従来の立場。第二は、植民地近代化論。これは、日本の朝鮮経済に対する略奪は、単純な略奪ではなく「開発を通しての搾取」であり、その「開発」を通して日本の資本による資本主義が展開され、それによって朝鮮内部でも近代的な階級が形成されたとみる立場である。いわば、従来の植民地収奪論を民族主義的な立場から作られた虚構であると批判し、認識の枠組みの根本的な転換を迫ったものといえる。第三は、植民地的近代性(モダニティ)についての批判的な研究。こちらは、抑圧と収奪によって韓国・朝鮮の近代化が阻害されたとする植民地収奪論も、そして、日本帝国の韓国・朝鮮の近代化への何らかの貢献を認めるべきだとする植民地近代化論も、「近代」を積極的に肯定するという点に共通した誤謬があると指摘する。そこから、近代性そのもの、とくに「植民地の近代性」への批判的な研究がすすめられている。
===(続く)
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これは メッセージ 1 (yusura_sdhk さん)への返信です.
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