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日韓共鳴二千年史

投稿者: honto_gou 投稿日時: 2004/12/10 22:37 投稿番号: [1906 / 7270]
  これは名越二荒之助氏の編著なんですが「日韓2000年の真実」の新装版です。

世界に生きる日本の心 名越二荒之助(なごしふたらのすけ)のホームページにようこそ
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/nagoshi/nagoshi.htm

日韓の歴史を知るならこの本は超おすすめです。で、「韓流」とか言われている割にはこの手の本があまり話題になっていない(売れていない)ところに、今の日本の「韓流」は皮相的なんじゃないかと、大いに疑問を持つしだいであります。

名越先生のこの本が平積みのベストセラーになるくらなら、まさに「韓流」は本物と思いますけど。

・・・

日韓共鳴二千年史   第一部   日韓神話の共有性と古代史の感応   外来文化を受容してきた日本と韓国

韓国は日本の乳房か
──日本が受け入れたのは韓国文化だけではない

  日本統治下の朝鮮時代に、崔南善という抜群の時代感覚の持ち主がいた。彼は一九一九年の三・一運動に際して、不滅の名文と評される「三・一独立宣言書」(本書340頁)を書いたが、逮捕されると転向して、やがて満洲の建国大学教授となった。

  当時、満洲で活躍していた亡命朝鮮人の共産分子に対する批判活動を展開し、日本が支那事変から大東亜戦争に突入すると、聖戦の意義を説いて戦意高揚に多大の貢献をした。このことは、本書第四部・第五部で紹介している通りである。

  ところが戦後になると、再び転向して日本批判を展開し始めた。彼は常に時代のリーダーとなる嗅覚の持ち主なのであろうか。彼が終戦後書いた『朝鮮民族独立運動史』の冒頭は、次のようになっている。

〈地図を披見すれば、朝鮮半島が、大陸の乳房のように、垂れ下つており、日本列島がこれに吸いつかんとする嬰児のような形になつているのを見るであろう。朝鮮と日本との二千年に亘る交渉史は、実に斯くの如き地政学的約束の、刻々の動態に外ならな   いのである。

  日本が、この乳房によつて、大陸の文化を吸収し、物資を利用するのは、その平和的関係であつて、この乳房から離れて、これに思うがままに吸いつけない時に、身悶えし、地団太を踏むのは、その侵冦的   葛藤に外なちぬ。そして、この乳房の持ち主の温い懐に食い込んで、その栄養のありつたけを吸い尽さんとしたのが、即ち、日本が朝鮮に向つて、毒牙兇   爪をふるつて止まない理由であつたのである。〉

  一面的だが、見事とも言える比喩ではないか。その後、韓国ではこの比喩がよく使われた。

  韓国に訪問した日本人は、「日本は韓国の乳房を吸って育った」という「韓国乳房論」をたびたび聞かされたはずである。そして、「日本は古代において文化的に多大の恩恵を受けながら、感謝するどころか、秀吉は朝鮮侵略を行ない、明治以後は韓国を支配し、併合までしてしまった」と詰問されたに違いない。

  ところが最近は、「韓国乳房論」どころではなくなった。もっと徹底したことを言う学者が現れた。「奈良時代、日本の支配層はすべて渡来人系で占められ、総人口の九六%が渡来人だった」、「現在の日本人は韓半島の戦乱で滅亡した王朝の王侯貴族と、最低層(罪人、貧困者など)、つまり祖国では生きられない恨みとコンプレックスを抱いた韓民族の子孫だ」などと言うのである。

  ものの見方は多様である。このような論を展開して韓国人としての自尊心を満足させることに、反対する気持ちはない。しかし、事実だけは踏まえて貰いたいものである。

http://devs.data-room.info/cgi-perl/bunken/serv.cgi?CHOICE=ALL&ID=7110400141011000
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