〜続き〜
投稿者: usagigamemaimai 投稿日時: 2004/11/04 02:28 投稿番号: [1817 / 7270]
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私は見た。ビックリさせる映画だった。韓国でも日本でもない正体不明のみずぼらしいホテルに、生きることをあきらめたような人々が、一人ずつ集まってくることから始まる。それらが、どこから来て、どこへ向かい、人生のはかなさから、どのようにして有意義な人生にUターンするのかを見せてくれる、ヒューマンドキュメンタリーの映画だ。ところが、信じがたいことがある。驚かないように。出演する俳優らが、最初のシーンからラストシーンまで、韓国語だけでセリフを語る。
「純の韓国語でできた日本の芸術映画」。しかし、ソウルでは興行に惨敗した『ホテルビーナス』の主人公、草なぎ剛とタカハタ秀太監督に会った後、私はもう一度驚いた。監督もそうだったが、主演俳優はSMAPという日本最高の5人組グループ歌手のメンバーだが、韓国のことがあまりにも好きで、立派な自分の名前、草なぎ剛を放っておいて、韓国語発音のチョナンガンを誇らしく使っていた。すでに数年目だという。
いくら韓流ブームが広がっているとはいえ、100%韓国語でできた日本の映画だなんて、当惑してしまうほどだった。私は、韓国語さえも日本文化の原材料にしようとする、日本の若者たちの「丈夫な歯」をちらりと見たからだ。だが、私はこれ以上日本のことを捻くれた視線で見ない、と念を押していたところだ。だから、ただ「なぜ、そんなに韓国のことが好きか」と尋ねてみただけである。それらは、互いの顔を見つめながら「日本式」に微笑んでいたが、後ほどかえってきた返事が、さらに私をビックリさせた。
「単に面白そうだから、やってみた」。世の中に、これほどクールな返事があるだろうか。それらは、最初から韓日友好や文化交流などといった公の、虚しい語い自体は知らなかったようだった。チョナンガンを通じて、私は、韓日関係の過去史などは、父の世代のことに片付けておいた日本の若者の典型を見たわけだ。つまり、日本人にとって韓国は拒否すべき対象でも、偏見を抱くべき対象でもない、単なる隣である。対照的だ。
いまだに、怏々として楽しまず、不幸だった過去史を取りあげてこそ、気が楽になる韓国人とは、あまりにも異なるのだ。見過ごせない点は、字幕を通じて日本語を見なければならない、おかしなこの日本映画についての日本人の反応だ。チョナンガンは、韓国語を混ぜて答えた。「韓国映画『シュリ』よりも、さらに多かったんですよ」。日本内で封切りされた韓国映画の最高セールスは『シュリ』だから、少なくとも1000万人を上回ったとの話になる。
芸術映画が興行に成功する、われわれにとっては、夢のような話だ。日本文化の恐ろしい底辺を盗み見した私は、日本とどう付き合っていくべきかについて、到底答えられなくなった。今後は、米国と同じく、日本と付き合っていくべきだろうか?私は今回の訪日で、一つの事実を痛感した。私が遠い国、米国を一方的に好んでいたとの事実である。さて、日本とどう付き合っていくべきだろうか?
趙英男 2004.11.01 15:47
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>日本人にとって韓国は拒否すべき対象でも、偏見を抱くべき対象でもない、単なる隣である。対照的だ。
>いまだに、怏々として楽しまず、不幸だった過去史を取りあげてこそ、気が楽になる韓国人とは、あまりにも異なるのだ。
異なる隣人をどうルポしているか、続きが楽しみです。
(週一回の掲載かな?随時かな? わくわく)
私は見た。ビックリさせる映画だった。韓国でも日本でもない正体不明のみずぼらしいホテルに、生きることをあきらめたような人々が、一人ずつ集まってくることから始まる。それらが、どこから来て、どこへ向かい、人生のはかなさから、どのようにして有意義な人生にUターンするのかを見せてくれる、ヒューマンドキュメンタリーの映画だ。ところが、信じがたいことがある。驚かないように。出演する俳優らが、最初のシーンからラストシーンまで、韓国語だけでセリフを語る。
「純の韓国語でできた日本の芸術映画」。しかし、ソウルでは興行に惨敗した『ホテルビーナス』の主人公、草なぎ剛とタカハタ秀太監督に会った後、私はもう一度驚いた。監督もそうだったが、主演俳優はSMAPという日本最高の5人組グループ歌手のメンバーだが、韓国のことがあまりにも好きで、立派な自分の名前、草なぎ剛を放っておいて、韓国語発音のチョナンガンを誇らしく使っていた。すでに数年目だという。
いくら韓流ブームが広がっているとはいえ、100%韓国語でできた日本の映画だなんて、当惑してしまうほどだった。私は、韓国語さえも日本文化の原材料にしようとする、日本の若者たちの「丈夫な歯」をちらりと見たからだ。だが、私はこれ以上日本のことを捻くれた視線で見ない、と念を押していたところだ。だから、ただ「なぜ、そんなに韓国のことが好きか」と尋ねてみただけである。それらは、互いの顔を見つめながら「日本式」に微笑んでいたが、後ほどかえってきた返事が、さらに私をビックリさせた。
「単に面白そうだから、やってみた」。世の中に、これほどクールな返事があるだろうか。それらは、最初から韓日友好や文化交流などといった公の、虚しい語い自体は知らなかったようだった。チョナンガンを通じて、私は、韓日関係の過去史などは、父の世代のことに片付けておいた日本の若者の典型を見たわけだ。つまり、日本人にとって韓国は拒否すべき対象でも、偏見を抱くべき対象でもない、単なる隣である。対照的だ。
いまだに、怏々として楽しまず、不幸だった過去史を取りあげてこそ、気が楽になる韓国人とは、あまりにも異なるのだ。見過ごせない点は、字幕を通じて日本語を見なければならない、おかしなこの日本映画についての日本人の反応だ。チョナンガンは、韓国語を混ぜて答えた。「韓国映画『シュリ』よりも、さらに多かったんですよ」。日本内で封切りされた韓国映画の最高セールスは『シュリ』だから、少なくとも1000万人を上回ったとの話になる。
芸術映画が興行に成功する、われわれにとっては、夢のような話だ。日本文化の恐ろしい底辺を盗み見した私は、日本とどう付き合っていくべきかについて、到底答えられなくなった。今後は、米国と同じく、日本と付き合っていくべきだろうか?私は今回の訪日で、一つの事実を痛感した。私が遠い国、米国を一方的に好んでいたとの事実である。さて、日本とどう付き合っていくべきだろうか?
趙英男 2004.11.01 15:47
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>日本人にとって韓国は拒否すべき対象でも、偏見を抱くべき対象でもない、単なる隣である。対照的だ。
>いまだに、怏々として楽しまず、不幸だった過去史を取りあげてこそ、気が楽になる韓国人とは、あまりにも異なるのだ。
異なる隣人をどうルポしているか、続きが楽しみです。
(週一回の掲載かな?随時かな? わくわく)
これは メッセージ 1816 (usagigamemaimai さん)への返信です.
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