朝鮮戦争 外伝
投稿者: matikadono_fukurou 投稿日時: 2004/10/23 00:34 投稿番号: [1800 / 7270]
陰惨なゲリラ狩り
朝鮮戦争の歴史で、韓国南部のゲリラ戦も重要な出来事です。
韓国南部の全州〜光州の地域は、昔から非常に貧しい地域であり、北朝鮮はそこにつけこみ、開戦前からこの地域に諜報要員を多数配置して反政府運動をおこなっていました。
1950/9以降、釜山橋頭堡の戦いに敗れ、叩かれた北朝鮮軍の敗残兵がこの地域に逃げ込み、ゲリラ化します。
降伏せずゲリラ化した北朝鮮軍は、筋金入りの共産主義・金日成崇拝だったため、この地域は修羅場と化しました。
アメリカ軍は、後方の安全と治安回復を韓国軍に託しました。
住民に紛れ姿消した北朝鮮敗残兵ゲリラと、それを狩り出す韓国警察・政府軍との長い長い戦いの始まりです。
最初は、韓国警察軍がゲリラを狩だそうとします。しかし一般住民の大量虐殺の連鎖をおこなってしまい、政府軍から迫害された住民がゲリラに協力をして、韓国内部に北朝鮮ゲリラの聖域が忽然と出現してしまいます。
この結果、戦線後方の治安・補給に深刻な影響をもたらし、無視できない存在となりました。
38度線で死闘を繰り広げる中、1951/9に韓国軍最強師団を投入し1年の歳月をかけゲリラを掃討しました。
韓国南部の地域で反政府意識が強いのは、この熾烈なゲリラ狩りの巻き添えにあった住民の体験によるものです。
この地域は、朝鮮戦争で住民虐殺頻発地域なのですから...。
つい数年前まで同じ国民だった同一民族のゲリラという、掃討が困難な特殊事情があるにしろ、ゲリラは、民衆の中に身を隠し場合によっては民衆に身代わりを強いります。このため住民は、政府軍とゲリラの板ばさみにあい、民衆はどちらについても迫害・虐殺されました。民衆のやり場のない怒りは、戦いが終った後は政府にどうしても向いてしまいます。
ps
私はゲリラ・テロに嫌悪感を覚えるのは、無実の住民の中に隠れ・盾にすることを前提にしているからです。
これは メッセージ 1798 (matikadono_fukurou さん)への返信です.
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