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ウリも県民性の本を出したニダ

投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/02/28 07:10 投稿番号: [279 / 1105]
日本の「県民性」、韓国の「道民性」2010年2月18日
筆者   鄭銀淑

  「日本は進んでいるなぁ」
  知人が日本から送ってくれた『ワースト記録の県民学』という文庫本をめくりながら、そう思っています。この本は47都道府県ごとの「ちょっと恥ずかしい逸話や不名誉なデータ」を集めた雑学本で、

●振り込めサギにひっかかりやすいのは○○都民

●和の代表なのにパン消費率日本1の○○府民

●健康的なイメージと裏腹に肥満率1位の○○県

●出生率・婚姻率ワースト1位で○○県が消滅の危機(!?)

  といった、ぎょっとするような、でも笑ってしまうような話が盛り込まれています。
  私が日本に留学していた頃、初対面の日本人どうしの会話に出身地の話題がのぼることがとても新鮮でした。「県」にあたる「道」が6つしかない韓国と比べ、日本は47もの都道府県があるので、その多様性に驚かされると同時に、日本人が出身県のことを「国(くに)」と呼ぶことも興味深かったです。韓国では「国(ナラ)」と言ったら、国家や韓国全土のことを指しますからね。日本人にとって県民性は人間関係を円滑にするための無難な話題であるようです。
  韓国にも日本同様、「ソウルの人はこう」「慶尚道の人はこう」という固定されたイメージはあります。しかし、それが政治的な利害関係につながり、歪曲され利用されてきた歴史があるのです。その最たる例が、長らく政治的に優位だった慶尚道(保守与党側)と、不遇だった全羅道(革新野党側)の対立。李明博政権の前までの10年間、全羅道側の政権が続いたことで、だいぶ緩和されてきましたが、まだまだこの2道の間にはしこりが残っています。韓国で道民性が気楽な話題になりにくい大きな理由のひとつです。
  日本では県民性をテーマとした本がたくさん出版され、テレビのゴールデンタイムの題材にもなっていますが、冒頭に挙げた各地の恥ずかしい話題を集めた本は韓国では出版しにくいと思います。私は昨年『韓国「県民性」の旅』という本を日本で出しましたが、正直、韓国だったら二の足を踏んでいたでしょうね。

プロフィール鄭銀淑(チョン・ウンスク(JUNG EUN SOOK))
1967年生まれ。世宗大学院修士課程修了後、日本に留学。訳書に 『宮廷女官 チャングムの誓いのすべて』、 『家庭で作れる「チャングム」の韓国宮廷料理』、 『コリアン・ダイエット』(光文社)。著書に『マッコルリの旅』(東洋経済新報社)、『韓国・下町人情紀行』(朝日新聞社)、 『韓国の美味しい町』(光文社)、 『韓国の「昭和」を歩く』(祥伝社)、 『韓国料理用語辞典』(日本経済新聞社)、 『一気にわかる朝鮮半島』(池田書店)など。

著書、全てが日本頼みじゃないか。
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