銀河3号の残骸の分析進む
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2013/01/22 16:26 投稿番号: [1094 / 1105]
記事入力 : 2013/01/22 09:51
ミサイル:「銀河3号」の残骸の分析進む
輸入は単純部品だけ
韓国軍当局は、昨年末に西海(黄海)から引き揚げた北朝鮮の事実上の長距離ミサイル(北朝鮮は衛星打ち上げ用ロケットと主張)「銀河3号」1段目のロケットエンジンや燃料タンクなど、約10個の部品の精密分析を行った。分析作業は先月14日から今月9日まで26日間続いたという。
韓国軍による分析の結果、北朝鮮はエンジンのターボポンプや燃焼室など、ロケットの心臓部といえる部品のほとんどを独自に作っていたことが確認された。国防部(省に相当)の関係者は「北朝鮮は、外国の支援なしに射程1万キロ以上の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発できる技術や部品製造能力を備えている、という結論に達した」と語った。
■「エンジンの推力は韓国の羅老号以下」
これまでは、北朝鮮の長距離ロケット(ミサイル)の心臓部は中国・ロシア・イランなどから輸入している、という見方が多かった。北朝鮮は1970年代末、エジプトが提供したソ連(当時)製のスカッドBミサイルをリバースエンジニアリング(製品を分解・解析し、 その仕組みや仕様、目的、構成部品、要素技術などを明らかにすること)するという手法で、ミサイルの独自開発に着手した。銀河3号の発射成功により、開発に着手してからおよそ30年でICBMの製造に成功するという、飛躍的発展を成し遂げたと評価されている。
銀河3号の1段目の心臓部といえるエンジンは、ノドン・ミサイルを4本束ねた計4基のメーンエンジンと、同じく4基の補助エンジンから成っていた。メーンエンジンは上昇時の推力を担当し、補助エンジンは上下に36度動いてロケットの方向を自動制御するようになっている。推力は合計120トンで、韓国が打ち上げた宇宙ロケット「羅老号」の推力(170トン)よりは小さい。国策研究機関のあるロケット専門家は「銀河3号は3段式、羅老号は2段式。銀河3号の1段目・2段目が羅老号1段目の役割を担っているため、少し差がある」「補助エンジンで方向を制御する手法は、メーンエンジンの噴射口(ノズル)の向きを調整してロケットの方向を制御する羅老号より遅れた技術」と語った。
燃料および燃焼を助ける酸化剤は、噴射口内に毛細血管のように張り巡らされた細い管を通して送り込まれ、燃焼することが分かった。これは、噴射口の冷却や燃焼の効率を高める効果があり、ほとんどのロケットで使用されている技術だが、銀河3号の場合、ロシアのモデルに形がそっくりだという。また1段目のロケットエンジンの全体像は、イランのミサイルと形が似ていることが判明した。
■「ロケットの段間分離方法は羅老号と同じ」
国防部の関係者は「北朝鮮の長距離ミサイルで用いられている段間分離の方式は、爆圧型外皮破断方式(日本では「爆発ボルト方式」)で、加速モーター6基と制動モーター4基が併用されている」と語った。この方式は、ロケットの各段をつなぐボルトの中に火薬を仕込み、一定の高度で火薬を自動的に爆発させ、その力で連結ボルトを切断するという手法だ。韓国の宇宙ロケット「羅老号」も、同じ方法を採用している。
北朝鮮は1段目と2段目を切り離す際、1段目を減速するため制動モーターを4基、また2段目を加速するため加速モーターを6基、それぞれ用いる技術を採用していた。このモーター類があることにより1段目・2段目が安定的に切り離される、と韓国軍は分析している。
■「温度感知装置など、単純な商用品は輸入」
銀河3号の温度感知装置や圧力センサー、一部の電子センサー、電線など10個未満の商用品については、中国や欧州など5カ国で製造されていたことが分かった。これらの輸入品の中に、ミサイルの完成品や部品、ミサイル技術などの国外輸出を統制する「ミサイル関連技術輸出規制(MTCR)」に抵触する品はないことも判明した。国防部は「今後、MTCRの統制品目にこれらの品を含められるかどうか、検討する」という立場だが、どこの国でも個人で容易に購入できる品であるため、制裁は困難との見方が多い。
北朝鮮が最終的にICBMを製造するためには、大気圏外に出たミサイルの弾頭が再び大気圏に突入する際6000−7000度の高熱と圧力に耐えられる、再突入体の技術を確保しなければならない。再突入体に関する北朝鮮の技術は、今のところ2000−3000度までしか耐えられないレベルだといわれている。
ユ・ヨンウォン記者 , チョン・ヒョンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
調べてもパクれないだろうな。
ミサイル:「銀河3号」の残骸の分析進む
輸入は単純部品だけ
韓国軍当局は、昨年末に西海(黄海)から引き揚げた北朝鮮の事実上の長距離ミサイル(北朝鮮は衛星打ち上げ用ロケットと主張)「銀河3号」1段目のロケットエンジンや燃料タンクなど、約10個の部品の精密分析を行った。分析作業は先月14日から今月9日まで26日間続いたという。
韓国軍による分析の結果、北朝鮮はエンジンのターボポンプや燃焼室など、ロケットの心臓部といえる部品のほとんどを独自に作っていたことが確認された。国防部(省に相当)の関係者は「北朝鮮は、外国の支援なしに射程1万キロ以上の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発できる技術や部品製造能力を備えている、という結論に達した」と語った。
■「エンジンの推力は韓国の羅老号以下」
これまでは、北朝鮮の長距離ロケット(ミサイル)の心臓部は中国・ロシア・イランなどから輸入している、という見方が多かった。北朝鮮は1970年代末、エジプトが提供したソ連(当時)製のスカッドBミサイルをリバースエンジニアリング(製品を分解・解析し、 その仕組みや仕様、目的、構成部品、要素技術などを明らかにすること)するという手法で、ミサイルの独自開発に着手した。銀河3号の発射成功により、開発に着手してからおよそ30年でICBMの製造に成功するという、飛躍的発展を成し遂げたと評価されている。
銀河3号の1段目の心臓部といえるエンジンは、ノドン・ミサイルを4本束ねた計4基のメーンエンジンと、同じく4基の補助エンジンから成っていた。メーンエンジンは上昇時の推力を担当し、補助エンジンは上下に36度動いてロケットの方向を自動制御するようになっている。推力は合計120トンで、韓国が打ち上げた宇宙ロケット「羅老号」の推力(170トン)よりは小さい。国策研究機関のあるロケット専門家は「銀河3号は3段式、羅老号は2段式。銀河3号の1段目・2段目が羅老号1段目の役割を担っているため、少し差がある」「補助エンジンで方向を制御する手法は、メーンエンジンの噴射口(ノズル)の向きを調整してロケットの方向を制御する羅老号より遅れた技術」と語った。
燃料および燃焼を助ける酸化剤は、噴射口内に毛細血管のように張り巡らされた細い管を通して送り込まれ、燃焼することが分かった。これは、噴射口の冷却や燃焼の効率を高める効果があり、ほとんどのロケットで使用されている技術だが、銀河3号の場合、ロシアのモデルに形がそっくりだという。また1段目のロケットエンジンの全体像は、イランのミサイルと形が似ていることが判明した。
■「ロケットの段間分離方法は羅老号と同じ」
国防部の関係者は「北朝鮮の長距離ミサイルで用いられている段間分離の方式は、爆圧型外皮破断方式(日本では「爆発ボルト方式」)で、加速モーター6基と制動モーター4基が併用されている」と語った。この方式は、ロケットの各段をつなぐボルトの中に火薬を仕込み、一定の高度で火薬を自動的に爆発させ、その力で連結ボルトを切断するという手法だ。韓国の宇宙ロケット「羅老号」も、同じ方法を採用している。
北朝鮮は1段目と2段目を切り離す際、1段目を減速するため制動モーターを4基、また2段目を加速するため加速モーターを6基、それぞれ用いる技術を採用していた。このモーター類があることにより1段目・2段目が安定的に切り離される、と韓国軍は分析している。
■「温度感知装置など、単純な商用品は輸入」
銀河3号の温度感知装置や圧力センサー、一部の電子センサー、電線など10個未満の商用品については、中国や欧州など5カ国で製造されていたことが分かった。これらの輸入品の中に、ミサイルの完成品や部品、ミサイル技術などの国外輸出を統制する「ミサイル関連技術輸出規制(MTCR)」に抵触する品はないことも判明した。国防部は「今後、MTCRの統制品目にこれらの品を含められるかどうか、検討する」という立場だが、どこの国でも個人で容易に購入できる品であるため、制裁は困難との見方が多い。
北朝鮮が最終的にICBMを製造するためには、大気圏外に出たミサイルの弾頭が再び大気圏に突入する際6000−7000度の高熱と圧力に耐えられる、再突入体の技術を確保しなければならない。再突入体に関する北朝鮮の技術は、今のところ2000−3000度までしか耐えられないレベルだといわれている。
ユ・ヨンウォン記者 , チョン・ヒョンソク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
調べてもパクれないだろうな。
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