小泉首相記者会見の要旨2
投稿者: karla_shining 投稿日時: 2002/09/17 22:04 投稿番号: [84574 / 203793]
【正常化交渉】
これで日朝間の諸懸案が解決したわけではない。重大な懸念は引き続き存在する。しかし、諸問題の包括的な促進が図られるめどがついたと判断した。問題解決が確かなものとするためにも、正常化交渉を再開させることとした。
さらに不審船や拉致問題等、日本及び日本国民の安全にかかわる問題や、地域の安全保障問題につき、日朝間で安全保障協議を立ち上げたいと思う。国民がより安全な環境のなかで生活できるよう、この場を通じ、諸懸案の解決を図りたい。
米朝関係については、金委員長より「常に対話の門戸を開いている。日本からもこのことを伝えてほしい」旨の発言があった。南北関係について金委員長は「協力関係が円滑に進んでいる」と述べた。今後とも日米韓3カ国をはじめとする関係諸国が緊密に連絡を取り、朝鮮半島の緊張を緩和し、この地域の大きな平和をつくっていきたい。
日朝平壌宣言の原則と精神が誠実に守られれば、日朝関係は敵対関係から協調関係に向けて大きな歩みをはじめることになると思う。私は北朝鮮のような近い国との間で、懸念を払拭(ふっしょく)し、互いに脅威を与えない、協調的な関係を構築することが、日本の国益に資するものであり、政府としての責務であると考えている。今後とも皆様のご理解と、ご協力を得たいと思う。
【質疑応答】
国交正常化交渉再開は今後、どのような手順で進めていくのか。交渉再開に至った最大の理由は何か。
どのような手順で進めていくかということについては、10月中に再開交渉を進めるということに合意したが、日時、開催場所等については今後、事務当局間、外交当局間で調整したいと思う。また、今回の金委員長との会談において、過去の問題そして現在の諸懸案の問題、将来における日朝関係の改善を図るためにも、交渉を再開することが適切だと判断した。
拉致被害者の6人死亡という深刻な事態をどう受け止めているか。
本当に残念な報告であり、ご家族の方々の気持ちを思うと、何とも言いようがない。このようなことを二度と起こさないためにも、私は今後、日朝関係の改善を図っていく必要があると思う。ご家族の方のご心痛、いかばかりかと、胸痛む思いだ。
金総書記と会談し、どのような印象を持ったか。なぜこうした大きな転換をしたと思うか。
率直な意見交換のなかで、日本は真剣に正常化交渉に取り組んでいるんだと。そして、金委員長も誠意ある対応を示してほしいと。私は総理就任以来、一貫して発言してまいった。そういう中で全体の会合のなかで、拉致問題、安全保障問題、過去の問題、現在の問題、将来にわたって私は、ぜひとも日朝関係の正常化が必要だと判断した。
今後、諸懸案はまだまだ解決したわけではないが、交渉再開の場を持たない限り、正常化への改善は図られない。日朝関係の改善は単に日朝関係だけの利益ではない。朝鮮半島、北東アジア全体の地域の平和と安定に大きくかかわっている。韓国、アメリカ、ロシア、中国、近隣諸国、国際社会の平和と安定にも大きくかかわってくる問題であり、お互いが日朝の関係正常化に向けて大きく踏み出すということは、政治家として平和づくり安定の基盤づくりに努力するということが、政治家にとって大変やりがいのある仕事だし、互いに努力していかなくてはならない問題だと、強く感じている。
その意味において、まず、交渉なしに改善は図られない。総合的、包括的に考えて、日朝関係の正常化を図るためにも、まず交渉が必要だ。そういう認識で私は平壌にやって来たし、金委員長との会談でも、委員長の誠意ある対応をするという感触を、私は得ることができた。この共同宣言の約束を、お互い誠意を持って実施に移していくことが最も肝要であると思う。
金総書記は拉致問題を「特殊機関の一部の者による妄動主義、英雄主義に走った」と説明した。国家犯罪的な性格を帯びてくるが、賠償や補償をどう考えるか。
正常化交渉の場で議論していきたいと思う。
これで日朝間の諸懸案が解決したわけではない。重大な懸念は引き続き存在する。しかし、諸問題の包括的な促進が図られるめどがついたと判断した。問題解決が確かなものとするためにも、正常化交渉を再開させることとした。
さらに不審船や拉致問題等、日本及び日本国民の安全にかかわる問題や、地域の安全保障問題につき、日朝間で安全保障協議を立ち上げたいと思う。国民がより安全な環境のなかで生活できるよう、この場を通じ、諸懸案の解決を図りたい。
米朝関係については、金委員長より「常に対話の門戸を開いている。日本からもこのことを伝えてほしい」旨の発言があった。南北関係について金委員長は「協力関係が円滑に進んでいる」と述べた。今後とも日米韓3カ国をはじめとする関係諸国が緊密に連絡を取り、朝鮮半島の緊張を緩和し、この地域の大きな平和をつくっていきたい。
日朝平壌宣言の原則と精神が誠実に守られれば、日朝関係は敵対関係から協調関係に向けて大きな歩みをはじめることになると思う。私は北朝鮮のような近い国との間で、懸念を払拭(ふっしょく)し、互いに脅威を与えない、協調的な関係を構築することが、日本の国益に資するものであり、政府としての責務であると考えている。今後とも皆様のご理解と、ご協力を得たいと思う。
【質疑応答】
国交正常化交渉再開は今後、どのような手順で進めていくのか。交渉再開に至った最大の理由は何か。
どのような手順で進めていくかということについては、10月中に再開交渉を進めるということに合意したが、日時、開催場所等については今後、事務当局間、外交当局間で調整したいと思う。また、今回の金委員長との会談において、過去の問題そして現在の諸懸案の問題、将来における日朝関係の改善を図るためにも、交渉を再開することが適切だと判断した。
拉致被害者の6人死亡という深刻な事態をどう受け止めているか。
本当に残念な報告であり、ご家族の方々の気持ちを思うと、何とも言いようがない。このようなことを二度と起こさないためにも、私は今後、日朝関係の改善を図っていく必要があると思う。ご家族の方のご心痛、いかばかりかと、胸痛む思いだ。
金総書記と会談し、どのような印象を持ったか。なぜこうした大きな転換をしたと思うか。
率直な意見交換のなかで、日本は真剣に正常化交渉に取り組んでいるんだと。そして、金委員長も誠意ある対応を示してほしいと。私は総理就任以来、一貫して発言してまいった。そういう中で全体の会合のなかで、拉致問題、安全保障問題、過去の問題、現在の問題、将来にわたって私は、ぜひとも日朝関係の正常化が必要だと判断した。
今後、諸懸案はまだまだ解決したわけではないが、交渉再開の場を持たない限り、正常化への改善は図られない。日朝関係の改善は単に日朝関係だけの利益ではない。朝鮮半島、北東アジア全体の地域の平和と安定に大きくかかわっている。韓国、アメリカ、ロシア、中国、近隣諸国、国際社会の平和と安定にも大きくかかわってくる問題であり、お互いが日朝の関係正常化に向けて大きく踏み出すということは、政治家として平和づくり安定の基盤づくりに努力するということが、政治家にとって大変やりがいのある仕事だし、互いに努力していかなくてはならない問題だと、強く感じている。
その意味において、まず、交渉なしに改善は図られない。総合的、包括的に考えて、日朝関係の正常化を図るためにも、まず交渉が必要だ。そういう認識で私は平壌にやって来たし、金委員長との会談でも、委員長の誠意ある対応をするという感触を、私は得ることができた。この共同宣言の約束を、お互い誠意を持って実施に移していくことが最も肝要であると思う。
金総書記は拉致問題を「特殊機関の一部の者による妄動主義、英雄主義に走った」と説明した。国家犯罪的な性格を帯びてくるが、賠償や補償をどう考えるか。
正常化交渉の場で議論していきたいと思う。
これは メッセージ 84573 (karla_shining さん)への返信です.
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