今年も8月15日が・・・つづき
投稿者: Televicco 投稿日時: 2002/08/29 19:31 投稿番号: [78961 / 203793]
【つづき】
同じようなことは太平洋戦争に関しても言える。あの戦争は間違っていたと多くの日本人が言う。私も異存はない。だが、「満州に侵略するのではなく、こういう方法を取るべきだったのだ」という論はほとんど聞かない(少なくとも私は聞いたことがない)。
間違っていた、悪かったというのは簡単である。だが、そこから何も学ばず、ただ頭を下げるだけなら、ただ涙を流すだけなら、8月15日はただの祭典の日になってしまうだろう。
日本は太平洋戦争後、一切の戦力の不保持と戦争の放棄を宣言した。日本対外国、という関係であればその態度もいいだろう。だが、日本がNATOの立場に立ったとき、どうすべきなのか?
ミロシェビッチとその支持者の凶行を座視することで、間接的にアルバニア人とクロアチア人を殺すのか?
それとも、経済制裁によって、間接的にセルビア人とアルバニア人とクロアチア人を殺すのか?
私はまだ答えを見つけてはいない。だが、時々思うのだ。どうせ殺してしまうのだったら、せめてその元凶たるミロシェビッチ政権を叩きのめし、滅ぼし去って、そのような政権の存在を許さないことを見せつけるべきではないかと。
しかし、一国家がこれをやると、その国家自身が「許されるべきではない」ものになるのだが。
ところで、戦争はなぜなくならないのだろうか?
反戦論者が言うように、戦争が本当に悲惨で無価値で、体験者全員が憎悪するものなら、なぜ戦争はなくならないのだろう?
答えは明白である。戦争で得をする人がいるということだ。
なにも、死の商人だとか国家上層部のことをいっているのではない。ある状況下の民衆も、戦争を喜んで受け入れることは歴史が示している事実だ。
湾岸戦争で大きな被害を受け、今も経済制裁を受けているイラクで、フセイン政権が倒れないのは何故か?NATO空爆をはじめとする諸戦争にユーゴを駆りたて、国際的孤立を深めたにもかかわらずミロシェビッチが大統領に再選しそうなのは何故か?
戦争当事者である民衆にとっては、彼らは「国家を率いて侵略者と戦った英雄」なのだ。
この点からも、反戦論者の「民衆被害者論」は疑わしくなってくる。民衆が真に被害者で、親兄弟や友人を死に追いやった戦争を憎悪しているなら、戦争の指導者が戦後も指示されるのは明らかにありえないことだ。
太平洋戦争時、多くの日本人が戦争で親兄弟や友人を失い、悲しみに暮れた。しかし、彼らはその悲しみを国家への憎悪に向けなかった。むしろ、死んだ人は「お国のために役に立った」と思いこむことで悲しみを押し殺していたようだ。そして「お国の為に戦う兵隊さん」は英雄だった。同じことがユーゴやイラクでも起こっているのかもしれない。
……前述のように私は太平洋戦争を経験していないから、上のような事柄は単なる偏見なのかもしれないが。
http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/exclaim2/religion/war.htm
【おわり】
わはははは!
同じようなことは太平洋戦争に関しても言える。あの戦争は間違っていたと多くの日本人が言う。私も異存はない。だが、「満州に侵略するのではなく、こういう方法を取るべきだったのだ」という論はほとんど聞かない(少なくとも私は聞いたことがない)。
間違っていた、悪かったというのは簡単である。だが、そこから何も学ばず、ただ頭を下げるだけなら、ただ涙を流すだけなら、8月15日はただの祭典の日になってしまうだろう。
日本は太平洋戦争後、一切の戦力の不保持と戦争の放棄を宣言した。日本対外国、という関係であればその態度もいいだろう。だが、日本がNATOの立場に立ったとき、どうすべきなのか?
ミロシェビッチとその支持者の凶行を座視することで、間接的にアルバニア人とクロアチア人を殺すのか?
それとも、経済制裁によって、間接的にセルビア人とアルバニア人とクロアチア人を殺すのか?
私はまだ答えを見つけてはいない。だが、時々思うのだ。どうせ殺してしまうのだったら、せめてその元凶たるミロシェビッチ政権を叩きのめし、滅ぼし去って、そのような政権の存在を許さないことを見せつけるべきではないかと。
しかし、一国家がこれをやると、その国家自身が「許されるべきではない」ものになるのだが。
ところで、戦争はなぜなくならないのだろうか?
反戦論者が言うように、戦争が本当に悲惨で無価値で、体験者全員が憎悪するものなら、なぜ戦争はなくならないのだろう?
答えは明白である。戦争で得をする人がいるということだ。
なにも、死の商人だとか国家上層部のことをいっているのではない。ある状況下の民衆も、戦争を喜んで受け入れることは歴史が示している事実だ。
湾岸戦争で大きな被害を受け、今も経済制裁を受けているイラクで、フセイン政権が倒れないのは何故か?NATO空爆をはじめとする諸戦争にユーゴを駆りたて、国際的孤立を深めたにもかかわらずミロシェビッチが大統領に再選しそうなのは何故か?
戦争当事者である民衆にとっては、彼らは「国家を率いて侵略者と戦った英雄」なのだ。
この点からも、反戦論者の「民衆被害者論」は疑わしくなってくる。民衆が真に被害者で、親兄弟や友人を死に追いやった戦争を憎悪しているなら、戦争の指導者が戦後も指示されるのは明らかにありえないことだ。
太平洋戦争時、多くの日本人が戦争で親兄弟や友人を失い、悲しみに暮れた。しかし、彼らはその悲しみを国家への憎悪に向けなかった。むしろ、死んだ人は「お国のために役に立った」と思いこむことで悲しみを押し殺していたようだ。そして「お国の為に戦う兵隊さん」は英雄だった。同じことがユーゴやイラクでも起こっているのかもしれない。
……前述のように私は太平洋戦争を経験していないから、上のような事柄は単なる偏見なのかもしれないが。
http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/exclaim2/religion/war.htm
【おわり】
わはははは!
これは メッセージ 78958 (sora_ni_kiss さん)への返信です.
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