なぜ韓国人は、嫌われるのか?

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韓国教科書の例3

投稿者: han_han_7 投稿日時: 2002/05/06 23:10 投稿番号: [50661 / 203793]
北韓共産軍は38度線の全域にわたって南侵を敢行した
同じ民族で「歴史認識」が逆転

  一九四五年八月十五日の日本の敗戦で朝鮮半島は戦勝国である連合国の米軍とソ連軍が南北に進駐し、分断された。そして南北対立が始まり、韓国内部でも左右対立による政治混乱が起きた。戦後国際社会の米ソ対立がそのまま持ち込まれたかたちになった。
  その結果、起きたのが朝鮮戦争(一九五〇−五三年)だった。中学教科書「国史(下)」は朝鮮戦争をこう記述している。

  「北韓共産主義者たちは統治基盤を整備した後、大韓民国に対する武力南侵の準備をいそいだ。彼らはソ連と秘密軍事協定を結び、軍事力を増強した。六・二五戦争直前に北韓の兵力は二十万人に達し、ソ連の支援を受けた戦闘機や戦車などの現代式武器まで持っていた。(略)一九五〇年六月二十五日、ついに北韓共産軍は(南北境界線の)三八度線の全地域にわたって南侵を敢行した。わが国軍は貧弱な武器にもかかわらず、自由守護の決意を固め共産軍の侵略に対抗し勇敢に戦った」

  しかし韓国軍は後退を余儀なくされ、南端の釜山に首都を移すはめになった。教科書は「若い学徒兵たちも自由守護のため、本の代わりに銃を手に国軍とともに勇敢に戦い、多くの青年たちが軍に志願し祖国守護の先頭に立った」と記述し、とくに若者たちの祖国への献身をたたえている。

  その後、米軍を主体とした国連軍の支援で反撃し、逆に北朝鮮に攻め入る。

  「国軍が(中朝国境の)鴨緑江近くまで進撃し(南北)統一が目前にきたように見えたが、思わぬ中共軍の介入で再び後退せざるをえなくなった。中共軍は多くの軍隊を動員し人海戦術で押し寄せてきた」

  その後、一九五三年に休戦するまで激しい攻防が続いた。教科書は朝鮮戦争の項を次のように締めくくっている。

  「北韓共産軍が引き起こした六・二五戦争は自由と平和に対する挑戦であり同族が相争う犯罪だった。多くの生命と財産が失われ、工場や発電所、橋梁(きょうりょう)、鉄道などが破壊された」

  記述は「北の一方的な侵略」や「統一を妨害した中国の軍事介入」を明確にしている。したがってそこからはその責任問題が出てくる。

  しかし朝鮮戦争については北朝鮮や中国は当然、異なった歴史認識をもっている。そのため北朝鮮も中国もいまだ「責任」を認めず「謝罪」や「反省」もしていない。

  ちなみに韓国と北朝鮮は、同じ民族なのに古代史から現代史にいたるまで「歴史認識」は異なる。その一致は今のところ絶望的だ。

  ところで韓国では近年の左翼・進歩思想の浸透、あるいは政府の北朝鮮に対する融和政策など政治情勢の変化によって、教科書の朝鮮戦争観、北朝鮮観つまり「歴史認識」が脅威を受けている。

  たとえば朝鮮戦争五十周年の昨年の六・二五記念式典での大統領演説は、戦争の原因を当時のソ連に求め、北朝鮮の責任には触れていない。教科書の記述の修正を主張する声も出ている。教員労組の拡大などもあって、教育現場ではすでに修正教育が行われているともいわれる。

  現在の中学「国史」は一九九七年九月に初版発行されたもので、来年には改定される。朝鮮戦争や北朝鮮について今後ともこれまで通りの記述が維持されるかどうか注目される。韓国ではとくに現代政治史に関しては、政権の交代によって事実関係を含め「歴史認識」が変化するからだ。

  韓国の中学歴史教科書「国史」(上・下二巻)は「われわれの歩む道」という項目で全体の歴史記述を次のように締めくくっている。

  「われわれが歴史を学ぶ目的は単純に昔の事件を暗記することにあるのではなく、過去の歴史を学ぶことによって現在の社会を正確に理解し、ひいてはよりよい未来を建設することにある。したがってわれわれは今まで学習した民族史の発展相を通じわれわれの歩む道を探し、そのために実践的努力を傾けなければならない」

  そして「新しい歴史創造のため」に最も緊急な重要課題として「民族統一」を挙げ、さらに「固有の文化伝統を創造的に引き継いでいくこと」を指摘したあと次のように記述している。

  「今日の大韓民国は、長い歴史の中でわが民族が示してくれた飛び抜けた力量と、文化民族としての誇りが築き上げた結実であるという点を心に銘じ、今日のわれわれの歴史をいっそう愛し、明日の新しい歴史を創造するためすべての力を傾けなければならない」

  歴史教科書というのは、どこの国においても子供たちに「民族としての誇り」や「自分たちの歴史に対する愛情」を教えるものだということである。
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