「親しき仲には礼儀なし」の朝鮮文化 2/2
投稿者: melancholy_night 投稿日時: 2008/12/17 13:48 投稿番号: [199706 / 203793]
そういうことは、日本人からしてみれば、とてもしてはいけないことだろうけど、韓国人としてみれば「あなたのものは何でも使ってあげるよ」という気持ち、距離感を早くなくそうとするところから来るものなのである。だから歯ブラシまでつかってあげるのだし、場合によっては食事するのに自分の前に箸とスプーンがあるにもかかわらず、相手のスプーンと箸を使って食べてあげるたりもする。そういう親しさの表現がいかにできるかということが、韓国では人間関係のポイントなのである。ところがこれが、日本人には最も抵抗のあることなのだから困ってしまう。韓国人が日本で生活するには、こうしたところに距離をおかなくてはならないことが、とてもつらいのである。
昔から日本にいる韓国人は別にして、近年、韓国からやって来た留学生とかビジネスマンと数多くいるけれども、私はそういう人たちから「日本人とはなかなか本当の友だちにはなれない」という悩みをちょくちょく聞かされている。その理由の大半が、異文化にまつわる行き違いだとうことが、不思議なほどわかってないのである。でもそういうことから、日本人は表向きだけのつき合いしかしなくて、肝心な心の内面には絶対に入れないというのが、大方のイメージになってしまっているのである。
日本人はいかに「間」をとることが大切か、いかに的確な距離をおいて相手と接するか、それを考えているとうより、習慣的にしっかり身に付いている。自分の口から私の悩みやつらいことをグダグダいわなくても、その間合いをもって、相手のつらい思いを察したり、読み取ったりする、それが日本人の人間関係での流儀である。そういうことを、日本人は子供の頃から身につけてきているんじゃないかと思う。
韓国人の人間関係では、とにかく距離感ゼロ、緊張なしのリラックス関係が目指されるけれども、日本人的な距離感覚では、適度な緊張関係が生まれるし、それが慎みということにまで繋がるんじゃないかと思う。韓国人の男なんかは、親しいからと器量の悪い女性に面と向かって「あなたブスね」といったりする。もちろん、いわれたほうは傷つくに決まっている。韓国人の「親しき仲には礼儀なし」だと、そのあたりの神経にとても鈍感になってしまうところがある。
これは メッセージ 199705 (melancholy_night さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/a4ja4bc4z9qbfma4oa1a27ya4oa4la4ka4na4aba1a9_1/199706.html