>刀持った行政官
投稿者: kkohshien2 投稿日時: 2003/12/04 23:18 投稿番号: [149511 / 203793]
武士道にあっては、金銭上の損得勘定を忌み嫌った。
「なかんずく金銀の欲を思うべからず、富めるは智に害あり」との格言があり、武士の師弟は経済のことを全く眼中に入れないよう育てられた。多くの藩で財政は小身の武士か僧侶に任され、金銭の価値を徳にまで引き上げることは考えなかった。但し、軍資金の意義は認めていた。
金銭に対し執着することが無視されてきた結果、武士道そのものは金銭に由来する無数の悪徳から逃れた。
新渡戸稲造「武士道」より抜粋、意訳
その結果、
支那王朝や朝鮮半島にはびこる賄賂社会とは異なる社会を作り上げる源になった。武士道は、農工商にも影響を与えた。例えば、武士道の追求した徳の一つに「誠」があるが、これがため江戸時代の商人間で、株仲間、両替商、相場、手形、為替など近代経済(信用経済)の基本的要件が確立された。
維新後、アジアで逸早く近代化できた経済的要因であると考えます。
李氏朝鮮末期でさえ、物々交換経済で貨幣経済が発達せず商業資本さえ蓄積されていなかったことを考慮すれば、武士道と同じ道徳律が朝鮮に存在した証拠は無いと断言できます。
これは メッセージ 149489 (guiseinoyuu さん)への返信です.
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