109年前の朝鮮半島7
投稿者: kim_tam_kusa 投稿日時: 2003/01/30 16:46 投稿番号: [114980 / 203793]
「朝鮮紀行」
イザベラ・バード著、一八九四年
時岡敬子訳
講談社学術文庫
抜粋七
正午に私たちは高陽(コヤン)に着いた。戸数三〇〇個の貧しい町で、かつては立派であったと思われるかなり大きな郡庁もくずれかけている。ここをはじめ平壌までのどの郡庁所在地でも二〇人から三〇人の日本兵が庁舎に寝起きしていた。住民達は三世紀前の遺産である憎しみから日本兵を嫌っているが、彼らに対しては何も言えないでいる。日本兵がきちんと金を払ってものを買い、だれにも危害を加えず、庁舎の門外にはめったに出てこないことを知っているからである。
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