産経抄
投稿者: bosintang 投稿日時: 2002/05/09 09:41 投稿番号: [956 / 3669]
2002/05/09
(産経新聞朝刊)
「日本統治時代はわれわれにとって祝福であった」「日本は植民地を搾取の対象としてではなく、投資や開発や教育を並行し、共存共栄の政策を行った」。韓国人が日本を“評価”した評論集を、韓国当局は「青少年有害図書」に指定したそうだ。
▼金完燮著『親日派のための弁明』という題名の本だが、「有害図書」のレッテルを張られるとどうなるか。ポルノ雑誌と同様ビニールで包装され「有害」の表示をつけられる。一般の書店の店頭ではほとんど入手できなくなるという。
▼エロでもグロでもなく、歴史の見方や評価を記述した本がなぜ「有害」なのか。黒田勝弘記者の連載『日韓新考』でも触れられているが、韓国では「日本はいいこともした論」は一切認められない。高校教科書で扱われる日本は驚くほど感情的な悪者にされている。
▼しかも反日を声高に語る人びとは、日本統治時代を経験した老世代より、解放後に育った統治時代を知らない若い世代の方が圧倒的に多いという。戦後の反日教育の徹底ぶりを示しているが、金完燮氏はまだ三十代の若い気鋭の評論家だった。
▼「反日的な歴史の歪曲(わいきょく)は、結局、韓国という国を東アジアの孤児にする」とも書いているという。先日、不審船問題で韓国の崔成泓外相は「引き揚げることで北朝鮮の船とわかれば、日朝間に障害がふえる」などと語っていた。歴史を歪曲、あるいは隠蔽するのは一体どちらなのか。
▼金氏の教示に考えさせられること多く、「検閲による思想・表現の自由の侵害だ」と反発していることにも大いに同感する。七月には日本でも翻訳出版されるそうだが、なんと勇気ある若き言論人だろう。日本の進歩的文化人は、つめのあかでも煎じてのんだほうがいい。
これは メッセージ 955 (mahalo_hawaii さん)への返信です.
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