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BBC

投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2002/02/02 22:25 投稿番号: [696 / 3669]
書籍とは全然関係ないのですが、昨夜BBCで放送された、朝鮮戦争時の米軍による韓国人市民の虐殺に関するドキュメンタリーを見ました。

内容は、「ノーガン・リー(地名)」事件に関して、加害者・被害者の証言、当時の情勢分析、ペンタゴンの対応をまとめたもので、なかなかよく出来たドキュメンタリーだったと思います。

大雑把に言うと、朝鮮戦争開戦直後に日本から半島に投入された米軍部隊は、占領用の部隊で戦闘用ではなかった(2ヶ月程度の訓練を受けただけの部隊だったらしい)ため、戦線維持に困難をきたし、北朝鮮の工作に利用される可能性の高かった避難民の米軍実効支配地域への流入を好ましく思っていなかったことがこの悲劇の背景にある、と言うことのようです。

事件の経過については、米軍は線路に沿って避難していた(米軍の指示による)避難民にむけて爆撃を行い、さらに機関銃による虐殺を行ったということらしい。
軍艦からの艦砲射撃で虐殺というのもありました。(ノーガン・リー事件から2ヶ月ほど後のこと)

被害者の生々しい証言だけでなく、加害者(米兵)の苦悩も取り上げられており、全体として比較的バランスの取れた構成だったと思います。

なお、韓国側が認識している米軍による市民虐殺は朝鮮戦争中に61件(個人的には誤爆の類が含まれると思います)あるそうですが、米国が認めたケースは、ノーガン・リーのケースのみだそうです。
また、被害者たちは1960年代から謝罪と補償を求めた運動を行っているそうですが、米国が事件を認めたのは、この運動の直接的な成果ではなく、米国人ジャーナリストによる告発からであるらしい。
現在、米国はこのケースに関して、事実は認めたものの、(空爆は)偶発事故として謝罪・補償に応じる考えはないとのこと。
また、このケースに関する資料は意図的に隠蔽された可能性が指摘されていました。

韓国ではこれらの事件に関する書籍は多く出版されているのでしょうか?
また、北朝鮮兵や中国軍による暴虐に関してはどのように扱われているのでしょうか?

韓国が米国に対してもつ愛憎のアンビバレンスは、全力で戦って敗れた日本のそれよりも遥かに根が深い気がしなくもない。
(最終的には自己認識に帰着する問題なのかもしれませんが)

ところで、韓国人は個別のケースに関しては、恐らく米国に補償を求めていくのでしょうが、朝鮮戦争の悲劇の原因である金日成王朝との妥協による和解を、心情的に受け入れられない人は結構多いのではないのでしょうか?

ついでに、「何で自分がやられた悲劇をベトナムで自ら加害者になって繰り返したんだ?」という疑問も起こる。
新聞社を襲った退役軍人たちは、反省も後悔もしてないんだろうな。

なお、私は米国が補償に応じる可能性はゼロに近いと考えています。

蛇足
両手を挙げて「バンザーイ」とやるのは、何処の国が発端なのでしょうか?
韓国に上陸した米軍を万歳三唱(「マンセー」と言ってたんでしょうけど)で迎えている韓国人の映像を見て、ちょっと疑問になった。

ひじょーにトピズレでした。失礼
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