Re: 『日本帝国の申し子』
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2008/04/16 20:31 投稿番号: [3395 / 3669]
ようやく出版されたんですねぇ。
>著書でエッカート教授は日本統治時代について「陳腐な通説と歪曲(わいきょく)された歴史認識によってその歴史的意義が隠蔽(いんぺい)されてきた」「この時期の工業化が今日の韓国経済の形成に果たした役割はきわめて重要である」「植民地支配はすべての朝鮮人に苦痛をもたらしたわけではなく階層によって影響はさまざまだった」「日本は圧制者であると同時に社会経済の変化の推進者でもあった」と分析。歴史について「正と負の両面」を含む多様な見方を強調している。
エッカート教授、史料を読むだけでも大変だったでしょうに。まぁ、普通に史料を読んで照合していけば、上記のような結論が妥当性が高いとなるわけでして。
>また翻訳者で研究者の朱益鐘氏(ソウル大経済学科卒)は「韓国で伝統社会を解体し資本主義経済を発展させた起動力が外部からもたらされたことは明らかだ」とし「韓国では今なお、収奪論と近代化論の対立構図を越えられないでいる。著者の意図を正確に理解することは韓国における近代史論議をより発展させる一助になる」(あと書き)としている。
韓国史学界の反撃が見ものですねー、と言いたいところですが、正面切った反論は無いでしょうナァ。せいぜいが「あれが親日派ニダ」とか「日本企業から研究資金が出ている」とかのような醜聞がらみの攻撃でしょう。
と言いますのは、史学界が最近出版されたニューライトの歴史教科書に対しても沈黙しているという現状があるからです。
また、李泰鎮に代表される内在萌芽論を最初に撃沈したのは経済史学界という前歴もあることでして、堂々と学問的に反撃するとニューライト系に撃破されるのが見えているんじゃないかなぁと。
これは メッセージ 3391 (honkytonk_2002_x さん)への返信です.
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