歴史の偽造をただす
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2008/03/09 05:01 投稿番号: [3374 / 3669]
副題は『戦史から消された日本軍の「朝鮮王宮占領」』、中塚明著、高文研発行。
日清戦争の公刊戦史について、これまで発見されていなかった「草稿」により、明治27(1894)年7月23日の日本軍による朝鮮王宮占領事件を周到に計画された行動と解釈し、公刊戦史はその事実を隠蔽しようとし「朝鮮兵からの発砲によって王宮占領行動を執った」と書いたと主張。
…つーかね、本文で、
「戦地から送られてきた報告が、編纂された戦史草案の記述より、史料的な価値が高いはずである。このように参謀本部で『日清戦史』の草案が書かれた際にも、必ずしもことの真相を書かずに、事実を潤色改変したところもあると考えられる。戦史草案の史料批判が必要だと考えるゆえんである。(p62)」
なんて書いているくせに、その草案に全面的に拠りかかって公刊戦史の記述は歴史を偽造するものだ、なんて書いているんですからネェ。自家撞着もたいがいにしろと。
しかも、その草案記載の作戦計画を読んでも、編者が仮に「朝鮮王宮に対する威嚇的運動」と名づけたものであり、「韓兵発火するときは正当防衛のためこれに応ずること」などとあって、王宮包囲・威圧が目的であり、占領は結果であったとしか読めないわけでして。
これは メッセージ 1 (violla_21 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/a2a1a53a5ja5a24xoa2bdqc0ra2a1_1/3374.html