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淵澤能恵の信念

投稿者: hjnioui 投稿日時: 2006/10/09 11:38 投稿番号: [3117 / 3669]
  『淵沢能恵の生涯』を興味深く読みました。この明治の女性の強烈な個性に、幕末日本の厚みを感じます。韓国からは淵澤能恵は消されたようですが、能恵の研究は岩手県の有志「石鳥谷花の会」により進められているようです。将来、韓国の日本理解に役立つことがあれば良いと思います。


  さて、能恵が韓国で女子教育に後半の人生をささげた理由について、テレビ岩手番組審議会議事録には、次のような記述があり、よく分かっていないようです。(同様の記述は村上淑子さん『淵沢能恵の生涯』の中にもあったと思います)

>なぜ55歳で韓国へ渡って女子教育を始めたのかという部分も、明らかではなく、長年この人物を研究している立教大学の先生は、日本の貴族に誘われて軽い気持ちでソウルに渡って、そこで日露戦争が勃発して帰れなくなっているうちに、女子教育に取り組んだと、書かれています。
http://www.tvi.jp/banshin/200305.html
第377回   テレビ岩手番組審議会   議事録平成15年 5月20日

  能恵は、来鮮した理由を何回も聞かれるので、面倒くさくなって『日本は初め朝鮮から文化を輸入して、色々お世語になっていますから、そのお礼の意味で私の力で出来ること、つまり女子教育を普及しようと思って来鮮したのです』と答えていたというのをどっかで読んだような気がします。このことが、『同氏の言葉をかりていえば』という京城日報記事になったのではないでしょうか。

  私は、軽い気持ちでソウルに渡って、そこで日露戦争が勃発して帰れなくなっているうちに、というほうが好みです。
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