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シドニーブルースー26−法窓夜話−1

投稿者: ilkuji_99 投稿日時: 2005/10/01 13:34 投稿番号: [2675 / 3669]
2002年の冬(南半球の冬は北半球の夏に該当)、シドニーのダウニング・センターの裁判所ではレバノン出身青少年5名によるオーストラリア女性輪姦事件に関する裁判が開かれ、判事は異例的に法定最高刑を下ろし、主犯に46年という最長期懲役を賦課し従犯たちにも長い重刑が宣告された。裁判所に出席した主犯の母親が宣告直後、衝撃で倒れて救急車で運ばれた。このレバニズ青少年たちは週末夜間に電車に乗っていた10代後半の女性2名を拳銃で脅威し拉致して人のいない公園に連れていて強制フェラーおよび輪姦を行った罪で警察に逮捕され裁判所には拘束状態で出廷したのだ。

しかし最近、再審で容疑者たちは最悪に属した犯罪ではないとの理由で最長18年の刑期を減刑してもらった。NSW州の刑事の控訴審で主犯のビラル・スカプは46年から28年へ、彼の弟のモハメッドは32年から19年へ、それから他の3名は本来刑期の3分の2へ最長25年を減刑してもらった。それによってビラル(23歳)は42歳になる2023年に、それからモハメッド(22歳)は28歳になる2012年に仮釈放を申請できるようになる。チム・ソツダト、バジニア・ベルそれからミーガン・ラドム判事たちの判決に対してNSW野党は非難の声を出したし州政府は高等裁判所に上告すると約束した。世間の関心を集めた裁判所の論評は「最悪のケースとしての宣告を受けるには強姦以外に追加的な要素が必要で、その要素とは拷問をしたり被害者に放尿するなど低質的な行為を意味する」とのことだ。

こういう判決は予審判事のマイケル・フィナンの失策によるスカプ強姦評決の取消し処分に続いて言い渡された。言論媒体の偏向した報道と陪審員たちへ適切な指示を下ろさなかったフィナン判事のために強姦容疑者たちへの再審が行われる予定である。また陪審員2名が犯罪現場を訪ねた後で有罪評決が取消された。最近の再審は2000年8月に起きた犯罪に関する2001年と2002年の裁判を含んでいてフィナン判事がビラル・スカプに虐待性性交に対して最長の刑期を宣告したことについて不満を審理した。

第一番目の事案についてスカプは口腔性交は強要したものの他の行為は第一級に該当されないし、第二番目の事案については挿入をし、とても深刻な状態だが「最悪のカテゴリ」には属しないとのことだ。容疑者たちの若さと初犯さも考慮された。判事たちによるとフィナン判事がスカプを、残忍な強姦犯たちの頭目と称したことについて、誤判ではないが全ての違法行為に対して指導したのではないと述べた。再審裁判部は予審判事が履行しにくい、最も難しい任務を付与されたのは認めるものの明白に過度な刑期を言い渡したと明かした。しかし仮釈放は社会に適応するまで長期間の監督をしたあと許可されることだといった。

法務大臣のボッブ・デバスは高等裁判所へ上告するかについて検討するといった。「地域社会がこの判決に深くストレスを受けてるのを良く知っている」といった。準備内閣の法務大臣、アンドリュー・テインクは「判事たちが間違えている」と信じるといった。「わるいけど我らが思うには、おおくの人たちが関与した虐待性の性暴行について誰かが主導的な役割をしたなら、そのものが最悪の犯罪カテゴリに属すると信じる」と述べた。2002年の最初判決の下りた当時の状況をみると主犯の顔写真が新聞の第1面全体に拡大され掲載された。本来犯罪の軽重を問わずにプライバシを考慮し写真を載せるのは各言論社で禁忌にしてきたのにその禁忌を潰し例外的に顔を掲載したし、掲載の弁は「地域社会に警戒心を高めて社会の安全のために犯罪者の顔を公開すべきだ」とのことだった。

(続く)
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