韓洪九を読む (1)
投稿者: trek022 投稿日時: 2004/05/06 20:43 投稿番号: [2067 / 3669]
前に紹介した「韓洪九の韓国現代史」の内容をいくらか紹介したい。
第1回は「大韓民国も歴史的正統性について」。
>大韓民国は、1919年に上海で亡命政府として樹立された大韓民国臨時政府を継承しているのだろうか。憲法前文には、「大韓民国は3・1運動により生まれた大韓民国臨時政府の法統(歴史的正統性)、、、を継承し」と規定されている。だから、1948年に成立した大韓民国が臨時政府の歴史的正統性を継承したことに疑いをはさめば、憲法に挑戦する不届き極まりない行為となりかねない。大韓民国が臨時政府の歴史的正統性を継承しているという主張は、憲法はもちろん教科書でも教えられてきたので、多くの国民がこれを常識として受け入れている。しかし1980年代後半以降、民族解放運動や現代史を専攻する歴史学者のなかで、大韓民国が臨時政府の歴史的正統性を継承していると主張する人はあまりいない。はっきり言えば、気恥ずかしくて誰もいえないのだ。
何故そうなのかというと、臨時政府の高官のなかで、李承晩らは大韓民国政府の首脳となったが、「わが身のつまらぬ安逸をむさぼるために単独政府を樹立することに協力しない」とした金九をはじめ、南北統一政府問題がらみで単独政府に参加しなかった臨時政府要人も多いという点。さらに政府の根本方針(憲法)でも大韓民国政府は土地、生産手段の国有化、ストライキの自由を綱領とした臨時政府を継承していないとする。
>大韓民国政府が実際に継承したのは、臨時政府ではなく、臨時政府を徹頭徹尾否定してた米軍政でした。そして米軍政は日帝の法令と人員を接収、そのまま活用しました。一度たりとも過去をきちんと清算できなかったわが国で、朝鮮総督府ー米軍政ー大韓民国政府とつながる不幸な継承は、、、綿々と続いてきたのです。
これは メッセージ 2064 (trek022 さん)への返信です.
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