大韓航空機爆破事件の謎
投稿者: trek011 投稿日時: 2003/08/27 23:58 投稿番号: [1513 / 3669]
1987年11月29日に起こった大韓航空機KE858爆破事件は北朝鮮工作員、蜂谷眞一こと金勝一と蜂谷真由美こと金賢姫の犯行と断定されているが、生き残った金賢姫が死刑判決を受けながら、特赦により赦免され、韓国の情報機関員と結婚して普通の市民生活を送っていることに奇異の感をもつ人はいないだろうか。
野田峯雄「破壊工作」(1990年ジック出版社)は金賢姫がたどったモスクワ、ブダペスト、ウィーン、ベオグラード、バグダッド、アブダビ、バーレーンを事件の1,2年後に追いかけ、真由美と接触した人物や現地の公安当局に会って、金賢姫証言の矛盾を徹底的に検証してる。こんな本は事件直後でないと書けないだろう。
バーレーン空港では二人とも自殺を図ったとされるが、バーレーンの病院関係者の証言では金勝一は危篤状態だったが、金賢姫は何の異常もなかった。空港で二人が毒薬を飲んだ瞬間を見たものはいなかった。野田は賢姫は勝一に毒を飲ませたと推理する。賢姫は毒を飲んだ振りをしていただけだった。その他、日本の外務省が真由美の旅券は偽造と突き止める以前に韓国側がふたりに接触していたことなどから、事件は韓国側の謀略とする。
ただこの説の欠点は北朝鮮工作員・金賢姫はいかにして韓国側の二重スパイとなったかを証明していないし、歯切れのわるさが目立つ。それがこの本の売れなかった理由だが、疑問の多い事件ではある。
これは メッセージ 1 (violla_21 さん)への返信です.
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