水野俊平『韓国の若者を知りたい』
投稿者: bosintang 投稿日時: 2003/08/21 13:24 投稿番号: [1485 / 3669]
(岩波ジュニア新書,2003)
韓国でタレントとしても活躍している水野教授の新刊。
日本の若者に向けて,韓国の若者の考え方,文化比較をわかりやすく解説している。
韓国人が日本人に対してもつ(否定的な)先入観として,
「背が低い」
「悪いことばかりする」
「頭が悪く,創造性がない」
「韓国が仏教・儒教・漢字などを教えてやったのに義理がない」
「倭寇侵入・壬辰倭乱・植民地統治など,侵略的で好戦的である」
「男女混浴をしたり,いとこどうし結婚したりする,蛮族である」
「抜け目がなく,利にさとい」
「国や集団のためなら命をかんたんに捨てる,残忍な民族である」
「模倣がうまく,何でもまねるが,創造性のない民族だ」
「集中的なダンピング輸出をして,他国の経済をマヒさせる」
が,金グァンジュン『日本を知れば日本の市場が開かれる』からの引用として紹介されてる。
反対に日本人が韓国人に対してもつ(否定的な)先入観としては,
「感情的だ」
「化粧が濃い」
「ほお骨が突出している(エラが張っている)」
「ニンニク臭い」
「服装が原色的である」
「声が大きい」
「眉毛がうすい」
「不潔だ」
最後の章では,韓国人とうまくつきあうための方法が語られますが,歴史認識についてふれた部分。
「韓国人と歴史の話をする場合にも,日本史の知識がなければ,対話が成立しません。韓国人が日本の植民地支配の直接的・間接的被害者であることは確かですが,だからといって日韓の歴史に関する韓国人の主張がすべて正しいとはいえません。ですから,韓国人の主張が誤っていると感じた場合には,客観性と妥当性を備えた批判を加えることが必要です。むしろ韓国人の主張に誤りがあった場合,積極的に指摘するのが「対等な立場に立った対話」だといえるでしょう(韓国人の主張のあらさがしをしろ,という意味ではありません)。同様に,日本人も韓国史に対する自らの主張に誤りがあったり,その誤りに客観性と妥当性を備えた批判が加えられたときには,謙虚に受け入れるべきでしょう」
きわめて妥当な助言だと思います。
これは メッセージ 1407 (bosintang さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/a2a1a53a5ja5a24xoa2bdqc0ra2a1_1/1485.html