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>>ポンテギ

投稿者: bosintang 投稿日時: 2002/07/14 23:18 投稿番号: [1079 / 3669]
>「ポンテギの熱い体液が」は中身をどのように取り出して加工しているのか不思議です。

おそらくいったん乾かしたものをあらためて醤油味で煮るわけだから,「体液」というのは正確ではないですね。「不気味さ」を強調するための修辞でしょう。

>日本では製糸工場から排出されていたサナギは、養殖用の鯉の餌になっています。

鯉の餌ですか。

では,同じ本から,「ニシキゴイ(もらわれてゆく編)」をご紹介。

「ニシキゴイの子供達は,狭いタライの中で過激に泳ぎまわり,時折いきおい余ってタライの外に飛び出て死ぬ者もいた。やはり,子供のコイといえども,コイをタライで飼うなどという事はかなり無理があったようである。飼い始めてから半年余りの月日が流れたが,子供のコイ達は一向に大きくならなかった。

  ある日,母が「やっぱり,うちでコイなんか飼うのはムリだよ。池のある家へもらってもらおう」と,とうとう言い出した。私は「えーっ,やだよ」と一応言ったが,実はその頃にはもうコイへの情熱も冷めていたので激しく抵抗するのも労力のムダだと思い,軽い抵抗で受け流した。あまり抵抗しない私の姿を見て父が「そうだな。ももこも,コイを一回飼ってみたっていうだけで別にもういいだろ」と,まるで私の情熱の冷めたことを見透かしたように言った。あの呑気者の父ヒロシには見透かされたくない胸の中であった。

  あっというまにコイ達は同じ町内の立派なお宅へもらわれてゆく事に決まった。もともとコイなんて,そのような家で生きるべきなのである。この家には広い庭があり,松やその他の樹木が繁る中,大きな池が造られてあるのだ。私は,そんな家にもらわれてゆくコイが少しうらやましかった。

  私と母がみすぼらしいバケツを手にその家を訪れ,池にコイを放つ時がやってきた。

  広い池に放たれたコイ達は,新たな世界に踏み込んだ驚きを隠せない様子でうろたえていた。古参のコイ達は皆40センチ以上ある大きな体をしているのに対し,うちのコイ達はわずか10センチ弱であったため,貧乏臭さとあわれさがつのり,いたたまれない気持ちになってしまった。

  数カ月後,母が「あのね,うちで飼ってたニシキゴイ,すっごい大きくなったんだってさ。あそこの奥さんが『見においで』って言ってくれてるから,一緒に見に行こう」と言うので見に行くことになった。

  なるほど,うちのコイ達は立派になっていた。やはりコイはこうあるべきだという姿になっていた。小さいコイをもわずか半年で大きくしてしまう,金持ちの実力を私はつくづく思い知ったのである」

  この金持ちが,コイをポンテギで育てたかどうかは不明です。
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