『われらが他者なる韓国』
投稿者: bosintang 投稿日時: 2002/06/28 23:38 投稿番号: [1043 / 3669]
豚足さんも相当の通ですね。
>四方田犬彦(よもたいぬひこ)
犬彦っちゅうのは筆名だろか。ふつう、つけないよね、こんな名前。私は親しみを感じるが。
私がもってるのはPARCO出版から1987年に出た版。その後平凡社から再刊されたらしい。
1979年に日本語教師として韓国に1年滞在したときの文章が主です。韓国社会はソウル五輪を境に激変したけど、それ以前の韓国を知るのに貴重な本。映画にあまり興味がないので映画関連の部分は飛ばし読みしましたが…。
「金素雲の思い出」より
「「君が今いるこの国は韓国語で何と発音するかな」
「テーハンミングクでしょう、先生」
「その通り、少しは勉強しているようだね。それじゃあ日本語では大韓民国を何と読むかね」
「ダイカンミンコク」
「あはは。君もやっぱり間違えた。それは違うんだよ。まあ君の時代ではもうわからなくなっているのかも知れないがね、そもそも日本語では大という漢字は二通りの発音の仕方があってタイとダイは、厳密に使い分けをするんだよ。たとえ肉体的にも物質的にもいかに小さく貧しくとも、その精神性において卓越している場合にはタイ、逆に精神において堕落していても領土や質量が巨大な場合がダイと読むわけだ。というわけで、大韓民国というアジアの一半島のちっぽけな国はね、タイカンミンコクと‘日本語では’発音しなければならないのだよ」
「……」(唖然として)
「ついでに言えば、陽の沈むところなしと聞いた大英帝国はダイエイテイコクであるし、大日本帝国もまたダイニッポンテイコクと発音してきたわけだ」
2000年に再び半年ほど滞在したときの印象記(『ソウルの風景』岩波新書2001)のほうは、買ってあるがまだ読んでいません。
これは メッセージ 1040 (jokbari2 さん)への返信です.
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