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街道を逝く 台湾奇行 4

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/07/02 15:47 投稿番号: [7557 / 19672]
  翌日、飛行機で台東にむかった。
  台北市内東北部の松山空港から国内線に乗り、午後に台東についた。
  このあたりは漢民族より先住民族のほうが多いかとおもえるほどである。
「顔つきがちがいますね」
  チャングムがいうように、どこかエキゾチックな顔立ちの人がおおい。ウリナラほどではないが、けっこう美人もいる。

  このあたりに多いのはアミ族であるという。そのほかにも多くの山地民族がいるが、かれらは日帝時代、
「高砂族」
  と称された。
  日本は、純朴なかれらを洗脳し皇民化教育をおこなった。そればかりか、アジア侵略の尖兵に仕立てあげた。
  その結果、多くの高砂族が戦地にかり出され日本兵の盾となって散っていった。それにもかかわらず、日本に対して恨みをもっていないという。今なおかれらの洗脳は解けていない証拠であろう。
  むろん、この仕打ちを告発しつづける良心をもったひともいる。漢民族を父にもち、高砂族を母にもつ高金素梅さんがその代表である。
  かのじょは日帝の蛮行を問いつづけるだけでなく、何回も日本にゆき靖国神社について訴訟を起こすなど立派な意識をもった市民である。

  私は知らなかったのだが、出征した高砂族を顕彰した碑があるという。
  帰国してから調べてみると、たしかに台北郊外にあった。しかも、日本の低劣さを象徴する掲示板の2ちゃんねるの有志どもが寄付をしたという。どうやら宗主国づらはなおっていないらしい。
  無知蒙昧な住民を洗脳して戦場に駆りたてておいて、それを放置したまま碑をつくって満足するという日本人のすがたはじつにあさましいというほかない。

  その日は台東に泊まり、翌日電車に乗って高雄へむかった。
  じつをいえば、離島である緑島にゆきたかったのだが、飛行機のチケットがとれなかったのである。
「浜辺に温泉が湧いているときいて楽しみにしてたのに」
  チャングムは水着をいじりながら不満をいった。緑島にゆくには高速船もあるらしいのだが、チャングムはふねが苦手である。仕方なく予定を変更して高雄ゆきの乗車券を手配した。

  電車はときに山のなかを走り、ときに海岸線を走る。高雄についたときには、昼をすぎていた。
  高雄のまちは地下鉄工事の真最中であったため、空気が埃っぽい。
「陥没事故があったそうです」
  工事の最中にそういう事故があったらしい。地面がいきなり陥没したり、橋が急に落ちたり、ビルがいきなり崩れるような事故は、韓国ではとうてい考えられない。日本のまねばかりしている台湾の病理であろう。
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