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街道を逝く 台湾奇行 2

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/06/30 00:18 投稿番号: [7528 / 19672]
  ソウルを発って台北ゆきの飛行機に乗ったのは、二〇〇五年の七月十日である。晴れており、滑走路の空気がゆれていた。
  飛行機が離陸したとき、
(六十年)
  という感慨が、胸にせまった。それ以前は、私どもは台湾のひとびとと国を同じくされていた。一九四五年の光復によって、この島は中華民国に軍事占領された。

  戦中、日本本土におおくの韓民族や台湾人が強制連行され、あらゆる労働をしいられていた。
  光復によって、かれらは解放された。
  韓民族は、抑圧されていたぶんを取り返そうとして、食料や物資などあらゆるものを奪いかえし権利を回復する活動をした。だが、おおくの台湾人たちは愚直に行動し、日本人からうばおうとはしなかった。それどころか、ウリミンジョクの正当な奪還活動をじゃましようとしたものまでいた。
  同じ日帝に虐げられつづけた民族であるのにこのちがいはどうであろう。

  なぜ、台湾人はウリミンジョクとちがった行動をとったのであろう。
  つまりは、奴隷根性であったとおもわざるをえない。
  日帝の強占した時間である五十年と三十六年の差はまことに大きかった。ウリミンジョクもあと数年強占されていれば、民族の精気を完全に絶たれ、そのような奴隷になっていたであろう。
  また、日帝の来るまえの台湾には韓国とちがい文明がなかったからでもあろう。文字どおり無識な原住民に対しては、日本の低俗野卑な文化ですらありがたく、それにさからうことなど考えられなかったのであろう。
  日本は、半万年の歴史と絢爛たる文化をほこる韓国に対して、倭の劣等感をむきだしにした高圧的な姿勢でのぞんだが、未開地帯の台湾にたいしてはごく自然にいばることができたらしい。

  飛行機は中正国際空港についた。
  ここからはバスで台北市内にむかう。現在台北から高雄、そしてこの空港を結ぶ新鉄道が建設されている。当初の予定では今年の秋に開業するはずだったが、どうやら一年後にずれこむらしい。
「イルボンの新幹線なんかを使うからですよ」
  チャングムがいった。
  まことにそのとおりである。ほんらいフランスやドイツの方式を採用して建設する予定だったものを、李登輝というひとが強引に日本の新幹線方式を採用させたのである。
「ウリナラのKTXを使えば問題はなかったのに」
  これもチャングムのいうとおりであろう。世界でも最新鋭の高速鉄道であるKTXの方式を採用していればなにも問題はなかったのである。げんに在来線では韓国を代表する現代の車輌がつかわれている。
  植民地から解放されて半世紀以上もたつのに、まだ日本にこだわり続ける台湾の異常さを感じずにはいられない。
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