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茶ングムの戦い ニダラ・メ 10

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/06/26 21:05 投稿番号: [7333 / 19672]
  チャングムとジャスティナに迫る3人。
「ちいッ!」
  ポシンたんが飛びかかって、丘額馘掛(ク・エックェクェ)の股間に頭突きをかましましたが、鄭瓦伝窪(チョン・ワチョンワ)と張自固吝(チャン・チャコリン)がそれを引き離してほおり投げてしまいました。
「ポシンたん!」

  パカラッ   パカラッ   パカラッ

  そのときです。一騎の騎馬が駆けてきました。馬上の男は両手の鉄鞭を振るって鄭と張をみごとに打ち据えました。
「ダディ!」
「エロ大将さま!」
  そうです。左捕盗大将のツェ・エロでした。本来なら2丁の手斧を使うところですが、犯罪者に優しく鉄の鞭を使っていたのです。
「大丈夫かっ、二人とも」
  他の従事官たちも駆けつけてきました。
「ダディ、どうしてわかったの」
  ジャスティナは不思議そうにいいました。
「グレコちゃんとマミョちゃんが教えてくれたんだ」
「えっ!グレコが」

「べ、べつにあんたを助けるためなんかじゃないんだからねっ!」
  おや、いつのまにか、グレコが来ています。
「火事現場に行く途中で、二人が行き先を変えたのを見つけたから、エロさまに報告しにいったんだよ」
「マ、マミョ!よけいなことはいわないちょうだい!」
  グレコは顔を真っ赤にして横を向きました。

「ともかく、この連中の自作自演による放火窃盗だったということですな」
  (赤β)望高(ハク・マンゴ)従事官が言いました。
「これで、一件落着かな。さ、捕盗庁に帰って取調べだ!」
  一同は、三人の放火犯を縛り、気絶している火消し団長を戸板に乗せて運び、捕盗庁へ向かいました。
  あれ?チャングムのすがたが見当たりません。

「ポシンたん!ポシンたん!」
  必死にポシンたんを探すチャングム。
「わ、わいはここやー」
  どうやら木に引っかかっているようです。チャングムは木をゆすって落としました。ポシンたんは地面に落ちます。
「いったぁー。えらいめにおうたわ」
  腰をさすりながらポシンたんが言いました。
「だいじょうぶ?事件は解決したわよ」
  説明するチャングム。
「そらよかった」

ジャーン   ジャーン

「え!また火事なの!」
「どういうこっちゃ?チャングム、今こそ力を使うときや!」
  チャングムは懐から手鏡を出します。放火被害者たちの積もり積もった恨(ハン)でこれ以上なく真っ白です。

「檀君有勅   妄想全開   捏造上等  
  ピピルマ   マハリク   パラレル   マヤコン
  恨の力よ   ウリに力を与えよ   徴用の名のもとにチャングムが命じる
  強制連行(カンジェヨネン)!!」

  バールのようなステッキをつかんで、チャングムとポシンたんは半鐘の鳴った方向へ走り出しました。恨の力を借りれば常人の671倍の速さで走れるのです。
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