喫茶室「一服汁」

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チャングムの戦い エピソード ゼエロ 3

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/06/05 09:53 投稿番号: [6504 / 19672]
  事件がおこってからチョンスは、古代大朝鮮帝国の由緒正しきシャーマンの血統である妻のミョンイの助力を得て、供養塔の祟りを鎮める方法を一生懸命探していました。その方法を見つける前に流罪になってしまったのですが、配流先の済州島でも研究を続けました。
「これを解読するしかないのか」
  そうつぶやいたチョンスの手には「桓檀呪記」という一冊の本があります。通信使の随行員のとき大坂で買ったものです。どうやら秀吉軍が略奪していった文化財のひとつだったようで、ひょっとしたら何かの手がかりがあるかも、と購入したのでした。
  この本は古代朝鮮につくられたものらしく、呪術についてふれられているということはわかったのですが、本文の多くが加臨土文字という古代文字で書かれているため容易に読むことができないのです。
(韓民族を救うために、檀君さま、わが一命を以て願いを聞き届けくださいませ)
  思いつめたチョンスは、絶食して天に祈り続けました。

  絶食して祈ること10日目の朝、「桓檀呪記」の中から一匹の犬があらわれました。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン!」
  犬は嬉しそうに叫びました。
「な!」
  おどろくチョンスを尻目に犬は語り始めます。
「汝(じぶん)のおかげでようやく目覚めれたでー、おおきになー。いやー、この本長いこと大坂にあったさかい、すっかり大坂弁うつってもぉたー」
「い、犬がしゃべってる・・・」
  しかも美味しそう。チョンスはよだれをぬぐいます。
「ア、アホ!わいは犬ちゃう!韓民族を守護する霊獣、保生信義威霊清妙道徳真君(ポセンシンウィウィリョンチョンミョトドクチンクン)や!」
「ポ、ポシンセンテンウェウィ・・・」
「ちゃう!保生信義威霊清妙道徳真君(ポセンシンウィウィリョンチョンミョトドクチンクン)や!」
「ポ、ポセ、ポシ、ポシンたん!」
「なー!(怒)その言い方やめーい!」
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