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こんなの拾ってきました

投稿者: jgeilsbandfreek 投稿日時: 2007/04/27 19:56 投稿番号: [13539 / 19672]
餃子で知る「統計の魔術」

  日本人で初めて餃子(ギョーザ)を食べたのは水戸黄門(水戸藩二代藩主徳川光圀・家康の孫)という説がある。江戸時代、日本に亡命した明の儒学者・朱舜水(しゅしゅんすい)が中国の主食だった餃子を黄門さまに献上した。亡命学者の影響力は水戸学の思想ばかりか、食文化にも及んだ。

  水戸の隣の、全国的に有名な「宇都宮の餃子」は黄門さまの“流れ”をくんだものではない。戦時中、宇都宮に駐屯していた陸軍第14師団が中国大陸に進出、現地で覚えた餃子の味を復員後、故郷に広めた。宇都宮周辺に小麦、ニラ、ネギ、白菜の畑が多いのも「餃子王国」誕生の一因。食材の分布が食文化を支える。

  ところが、この春「餃子王国」を揺るがせる出来事が起こった。遠い浜松市が「餃子消費量日本一の座」を宇都宮市から奪い取ろうとしている。

  「消費量日本一」を決める総務省の統計は県庁所在地と政令指定都市が対象。これまで浜松市は統計の対象外だったが、4月1日、新潟市と共に浜松市は晴れて?政令指定都市になった。そこで、市役所の独自の調べで浜松市民の1人あたりの餃子年間支出平均額は1万9403円。調査方法が微妙に違うとは思うが、これまでの餃子王国・宇都宮市は4710円。浜松が隠れ日本一?だったのだ。

  中国経由ではなく朝鮮半島からやって来たという浜松の餃子(ゆでたモヤシが必ずついてくる)が天下を取る?   餃子史上最大の逆転である。

  世の中には「○○なら××」という“思い込み”がありすぎる。「浜松の餃子」のように統計の不備?で、世間から無視された記録が幾つもある。

  統計は国を統治する基礎資料。かのナポレオンは「統計は事物の予算である。そして予算なくして公共の福祉は無い」と主張。1800年にフランスに国家調査機関が誕生した。それほど大事な「公の統計」でも実態とかけ離れたものもある。総務省の「指定統計」(国勢調査、家計調査など)は全体を把握するが「餃子」程度では時間もお金もかけずに実施するから、小規模な標本調査にならざるを得ない。そこに「統計の魔術」が隠されている。

  「統計上、景気は上向いた」と政治家が言っても、多くの日本人が「本当なの?」と首をかしげるのは「統計の魔術」が存在するからかもしれない。(専門編集委員)

毎日新聞   2007年4月24日   東京夕刊


>中国経由ではなく朝鮮半島からやって来たという浜松の餃子(ゆでたモヤシが必ずついてくる)が天下を取る?

特に悪意はありません。(笑)
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