茶ん汲むの戦い 湯煙の里の鬼退治 22
投稿者: toaniuniu05 投稿日時: 2006/11/10 20:51 投稿番号: [10765 / 19672]
ここは大邱の郡役所。
「困ったのぉ」
郡主が悩んでおります。先に暗行御史(アメンオサ)の金政益(キム・ジョンイル)から再審理を言い渡された墓地争いの件です。実は、金らが逮捕されたことは、こちらにはまだ伝わっていません。
「・・・・・・心配は要らねーよ」
「あなたは?」
屋根裏からすっと郡主の前に降りたった春香(チュニャン)は、懐から銀の馬牌を出しました。
翌日、再びお裁きが開かれました。今度こそウリが勝訴だ、と眼を血走らせている壹旧支(イル・クズ)に、前に提出した文書が置かれました。
「これは、うちのご先祖様が
倭人に強制連行されるときに、
墓地に埋めていった、倭ザルの
豊臣軍が陶工を強制連行するときに
配布した文書にだ」
その言葉に、覆面をした春香(チュニャン)がにやっと笑いました。
「お前は漢字が読めないのだな。よく見ろ。ここに書いてあるのは『陶工至急大募集』『行先:加藤主計頭御家中』『俸禄:年五両』という募集文言であって、強制連行とやらは関係ないんだよ。
つまり、お前が言い立てる『強制連行された』ってのは、この文書とはまったく一致しないわけだ。そんなものが証拠になるかい?」
「捏造にだ!このビンシンザル
お前も未開で破廉恥な種族の片割れか。www
その汚い覆面と服を取って貝を売るにだ
このビンシンザ(以下略」
シモネタを口走りつづけるクズを無視して春香(チュニャン)は続けます。
「お前、こいつを骨董商で買って、中身もろくに理解せずに甘さんとこの墓地に埋めておいたんだろ。それで大仰に掘り出して宣伝したわけだ」
「何を歪曲して!
真正な君子は行いを正し続けるのだ。
だから自分の先祖の墓を掃除するにだ
君子の心は明鏡之水なんだ」
「そうか、墓地の土の色が変わっていたのは、掘り返してこいつを埋めたせいだったのか!」
甘納豆が手を打って叫びます。
「そういうことさ。他にもいろいろニセの証拠を埋めていたみたいだぜ。こいつらに見覚えがあるだろ」
そう言って春香(チュニャン)は、クズが金に贈り続けた賄賂金、クズが手当たり次第に買い集めて墓地に埋めた、水師都督からもらったという感状、味噌・醤油・寿司を倭に教えてやったという記録(できの悪い偽造品ばかりですが)などををその場にぶちまけます。
「こいつらをわざとらしく発掘発見して、有効な証拠であると金一味に認定させる茶番だったんだろ。自称暗行御史(アメンオサ)の金政益(キム・ジョンイル)一味が全部吐いたんだよ!」
春香(チュニャン)はそう言うと、懐から銀の馬牌を出してクズの目の前に突きつけました。
「ボクが本物の暗行御史(アメンオサ)なんだよ!」
「!“#%$%&*‘!I!!」
ファビョったクズはその場に崩れ落ち、地面を転げまわりました。郡主が判決を言い渡します。
「原告壹旧支(イル・クズ)、そなたの訴えを棄却して、甘納豆(カン・ナプドゥ)に対し、一億両の賠償金支払いを命じる!」
チャングム一行は済物浦で船を下り、チュド郡主が呼び寄せた公用の馬と猫車に便乗して漢城に帰ってきました。間嘉台(カンカテ)商店街の入口で一同は解散しました。
「ただいま帰りました」
漢城月報社に着いた夫璃斗(プ・リッツ)は、さっそく大礼玖(テ・レク)編集長に原稿を提出します。
「いい記事が書けたじゃないの!これからも温泉特集はあなたにお任せね!」
大礼玖(テ・レク)編集長は、原稿を見て手放しで褒めます。
「さっすが、プ・リッツさんだ。オレも火病ネタの記事をしっかりがんばらなくっちゃ!」
お、項蓋世(ハン・ケゼ)も気合を入れているようです。
「編集長、実はお話が・・・・・・」
さて、エロ大将の待つ家に駆け込むジャスティナとチャングム。
「ただいま!ダディ」
「おかえり、ジャスティナ、チャングム。温泉はどうだった?」
「うん!楽しかった」
「とてもゆっくりできました」
二人の笑顔に満足そうにうなずくエロ大将。
「さー、ジャスティナ、チャングム、明日からがんばるわよ!」
その様子を見て、秋乙泪(チュ・ウルル)従事官も、あらためて元気が出てきたようです。
翌朝、右捕盗庁に来客がありました。
「すいません。プ・リッツと申しますが、屈艾都(クル・エィト)大将に面会をお願いします」
有能な人材が、またひとり、加わるようです。
(劇終)
「困ったのぉ」
郡主が悩んでおります。先に暗行御史(アメンオサ)の金政益(キム・ジョンイル)から再審理を言い渡された墓地争いの件です。実は、金らが逮捕されたことは、こちらにはまだ伝わっていません。
「・・・・・・心配は要らねーよ」
「あなたは?」
屋根裏からすっと郡主の前に降りたった春香(チュニャン)は、懐から銀の馬牌を出しました。
翌日、再びお裁きが開かれました。今度こそウリが勝訴だ、と眼を血走らせている壹旧支(イル・クズ)に、前に提出した文書が置かれました。
「これは、うちのご先祖様が
倭人に強制連行されるときに、
墓地に埋めていった、倭ザルの
豊臣軍が陶工を強制連行するときに
配布した文書にだ」
その言葉に、覆面をした春香(チュニャン)がにやっと笑いました。
「お前は漢字が読めないのだな。よく見ろ。ここに書いてあるのは『陶工至急大募集』『行先:加藤主計頭御家中』『俸禄:年五両』という募集文言であって、強制連行とやらは関係ないんだよ。
つまり、お前が言い立てる『強制連行された』ってのは、この文書とはまったく一致しないわけだ。そんなものが証拠になるかい?」
「捏造にだ!このビンシンザル
お前も未開で破廉恥な種族の片割れか。www
その汚い覆面と服を取って貝を売るにだ
このビンシンザ(以下略」
シモネタを口走りつづけるクズを無視して春香(チュニャン)は続けます。
「お前、こいつを骨董商で買って、中身もろくに理解せずに甘さんとこの墓地に埋めておいたんだろ。それで大仰に掘り出して宣伝したわけだ」
「何を歪曲して!
真正な君子は行いを正し続けるのだ。
だから自分の先祖の墓を掃除するにだ
君子の心は明鏡之水なんだ」
「そうか、墓地の土の色が変わっていたのは、掘り返してこいつを埋めたせいだったのか!」
甘納豆が手を打って叫びます。
「そういうことさ。他にもいろいろニセの証拠を埋めていたみたいだぜ。こいつらに見覚えがあるだろ」
そう言って春香(チュニャン)は、クズが金に贈り続けた賄賂金、クズが手当たり次第に買い集めて墓地に埋めた、水師都督からもらったという感状、味噌・醤油・寿司を倭に教えてやったという記録(できの悪い偽造品ばかりですが)などををその場にぶちまけます。
「こいつらをわざとらしく発掘発見して、有効な証拠であると金一味に認定させる茶番だったんだろ。自称暗行御史(アメンオサ)の金政益(キム・ジョンイル)一味が全部吐いたんだよ!」
春香(チュニャン)はそう言うと、懐から銀の馬牌を出してクズの目の前に突きつけました。
「ボクが本物の暗行御史(アメンオサ)なんだよ!」
「!“#%$%&*‘!I!!」
ファビョったクズはその場に崩れ落ち、地面を転げまわりました。郡主が判決を言い渡します。
「原告壹旧支(イル・クズ)、そなたの訴えを棄却して、甘納豆(カン・ナプドゥ)に対し、一億両の賠償金支払いを命じる!」
チャングム一行は済物浦で船を下り、チュド郡主が呼び寄せた公用の馬と猫車に便乗して漢城に帰ってきました。間嘉台(カンカテ)商店街の入口で一同は解散しました。
「ただいま帰りました」
漢城月報社に着いた夫璃斗(プ・リッツ)は、さっそく大礼玖(テ・レク)編集長に原稿を提出します。
「いい記事が書けたじゃないの!これからも温泉特集はあなたにお任せね!」
大礼玖(テ・レク)編集長は、原稿を見て手放しで褒めます。
「さっすが、プ・リッツさんだ。オレも火病ネタの記事をしっかりがんばらなくっちゃ!」
お、項蓋世(ハン・ケゼ)も気合を入れているようです。
「編集長、実はお話が・・・・・・」
さて、エロ大将の待つ家に駆け込むジャスティナとチャングム。
「ただいま!ダディ」
「おかえり、ジャスティナ、チャングム。温泉はどうだった?」
「うん!楽しかった」
「とてもゆっくりできました」
二人の笑顔に満足そうにうなずくエロ大将。
「さー、ジャスティナ、チャングム、明日からがんばるわよ!」
その様子を見て、秋乙泪(チュ・ウルル)従事官も、あらためて元気が出てきたようです。
翌朝、右捕盗庁に来客がありました。
「すいません。プ・リッツと申しますが、屈艾都(クル・エィト)大将に面会をお願いします」
有能な人材が、またひとり、加わるようです。
(劇終)
これは メッセージ 10735 (toapanlang さん)への返信です.
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