喫茶室「一服汁」

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茶ん汲むの戦い 湯煙の里の鬼退治 19

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/11/05 18:55 投稿番号: [10700 / 19672]
  朴の頬をかすめたナイフ状の物体は、『脱手[金票](ドゥショウピャォ)』、つまり支那の手裏剣でした。背後から娘々とチハたんが走ってきました。
「娘々、ええコントロールやったで。足を止めるには最適のコースや!」
「えー、うち心臓の裏狙って投げてんけどなー。逆球いうやつやなー」
「お、お前らは・・・・・・」
  血の出る頬を押さえながら震える声で朴が言います。
「やっとみつけたでー。朝鮮人参の密輸犯人さんー」
「ワレが、最近清国に闇流通しとる朝鮮人参の密輸をしいくさっとったんやのぉ」
  娘々が剣を持った左手を天にかざして咒を唱えて雷を喚び、さらにチハたんが飛びかかります。
「密出入国とか密輸とかの罪を問い、皇爺の勅によりて成敗するなりー。九天応元雷声普化天尊(チィォゥティェンインユェンリィションプーホァティェンツォゥン)!」
「いてもぉたる!」
「わー!」

  そのころ、春香(チュニャン)は郡役所にかけつけ、暗行御史(アメンオサ)のしるしをかかげて牢を開け、郡主の北宮鰍道(プッゴン・チュド)、ミイニョ・ゼン・ウサギガメを解放しました。
  翌日、チュド郡主は、金政益(キム・ジョンイル)一味を、暗行御史(アメンオサ)の名を騙って、各地で収賄や違法行為を繰り返していた罪状で拘束し、漢城へ護送するよう手続きをとりました。鄭蒙准(チョン・モンジュン)のほうは打ち首決定です。

  難事件が解決されて、ウルルたちの気分も晴れます。
「んーん、これでゆっくり温泉を楽しめるわ」
「あー、温泉特集に加えてこんな痛快なネタにあたるなんて♪」
  プ・リッツも今回の一件を記事にできるという思わぬ副産物ができて大満足です。
「そうだ、ダディから頼まれていたことがあったわ」
  ジャスティナが思い出したように言いました。
「どんなことなの?」
「釜山に住む知り合いに渡してほしいものがあるんだって。ほら、これ」
  ジャスティナが出したのは数枚の木の板です。表面には何か文字が印刷されています。
「『回収券』?」
「なんやろー?」
  グレコと娘々がのぞきこみます。
「釜山から漢城まで馬に乗れる許可券なんだって。何回か使えるらしいの」
  ジャスティナの説明を受けてマミョがはっと気づきます。
「そういえば、侯理究(フ・リク)従事官も、その方のことを気にされていました」
  その「回収券」とやらを届けるため、ジャスティナとマミョは釜山に向かいました。果たして会うことができたかは・・・・・・ここでの主題ではありませんので割愛!
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