茶ん汲むの戦い 湯煙の里の鬼退治 9
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/10/26 10:22 投稿番号: [10619 / 19672]
事情を説明する鄭蒙准(チョン・モンジュン)に、ウルルがよどみなく答えます。
「それはご苦労様です。そういえばさっき廊下のほうをあわただしく走る足音が聞こえました。どうやらこの部屋を通り過ぎて裏口のほうへ去ったようですが、ひょっとするとその奴婢だったのかもしれません」
「・・・・・・そうですか。裏のほうを探してみます。お騒がせしてすいませんでした」
鄭蒙准(チョン・モンジュン)はそう言うと部屋を出ようとしました。あれ?叔父の鄭舟英(チョン・ジュヨン)のほうは・・・
「どうせお前たちが隠しているんだろう!代わりにお前たちがウリの相手をするニダ!ほれ!ウリの三尺の槍を味わうがいいニダ」
グデグデに酔っ払い、卑猥なことをわめきながら近づいてきます。
「(この色ボケが!)」
「(三尺やのぉて三寸やろがぃ!)」
ポシンたんとチハたんがそれぞれ心の中で突っ込みながら、そっと舟英(ジュヨン)の足元にルービのビンを転がしました。
「!」
舟英(ジュヨン)は、お約束どおりビンで足を滑らせてひっくり返ります。
「叔父上!なんとはしたないマネを!・・・・・・失礼いたしました」
蒙准(モンジュン)は舟英(ジュヨン)を抱えおこして謝罪すると部屋を出て行きました。
「もう大丈夫よ。出てきて」
鄭らが去ったのを確認してから、ウルルは庭に出てそっと声をかけます。女性が床下から出てきました。
「あ、ありがとうございました」
彼女は深々と頭を下げます。
「あの連中、あなたの主というのは本当なの?」
洪キコが訊ねました。
「は、はい」
「けれどもあなたが逃亡したっていうのは半分はウソよね。どうせ酷使されたか夜伽を命じられたんでしょう?」
ウルルがほぼ断言するかのように言います。たしかに彼女の髪と服の乱れは何かを迫られて抵抗した証拠でしょう。
「はい。私どものところに貢物を取り立てにこられたのですが、鄭舟英(チョン・ジュヨン)様のほうは、あのとおりの酒乱でそのうえ、私に迫ってきましたのでこらえきれずに逃げたのです」
彼女はそう話しました。
「やっぱりそんなことだったのね。ところであなたのお名前は?」
プ・リッツは大きくうなずいて訊ねました。
「あ、はい。私はミィニョと申します」
「じゃ、ミイニョさん、今日はここに隠れてなさい。温泉に浸かって落ち着いてからご飯を食べましょ。さ、チャングム、あなたと春香(チュニャン)ちゃんがお風呂に案内して差し上げて、ジャスティナと娘々ちゃんはルービとお食事の追加をお願いね」
ウルルが言うと、チャングムらもいっせいにうなずきました。
で、ミイニョを案内してチャングムと春香(チュニャン)がお風呂に行きます。
「ボクももう一回入ろっか?」
「そうね」
「私、こんな豪勢なお風呂なんて初めてです。きゃっ!」
うれしそうなミイニョが温泉に身を沈めたとき、なにやら浮かぶ物体が二つ・・・・・・。
「あー!」
こうして、のぼせ上がっているグレコとマミョは発見されたのです、はい。
さて部屋に戻った5人、すでにジャスティナと娘々が追加の料理とルービを運び終えていました。
「わー、これが東莱名物のパジョンなの!」
グレコが歓声を上げました。直径一尺、まさに東洋のピッツァというにふさわしい豪華なものです。イルボンのお好み焼きももんじゃ焼きも、これをパクッてつくったことで分かっています。誇らしいですね!
「おいしいー♪」
ジャスティナが幸せそうに食べます。
「こっちはカルビだぜ!」
春香(チュニャン)も歓声を上げながら名物海雲台カルビにかぶりつきました。
「ルービってこんなおいしいものですのね。初めて飲みましたわ。いつもご主人様が飲んで暴れているので悪いものだとしか思ってませんでした」
しみじみとミイニョが言い、ぐいぐいルービを飲みます。あっという間に空びんが林立してゆきます。
「おおー、いい飲みっぷりやー。プ・リッツさんも負けへんでー」
娘々が無責任にあおります。
「え、え、え」
とかなんとか言いつつも結局飲むプ・リッツ。
「それはご苦労様です。そういえばさっき廊下のほうをあわただしく走る足音が聞こえました。どうやらこの部屋を通り過ぎて裏口のほうへ去ったようですが、ひょっとするとその奴婢だったのかもしれません」
「・・・・・・そうですか。裏のほうを探してみます。お騒がせしてすいませんでした」
鄭蒙准(チョン・モンジュン)はそう言うと部屋を出ようとしました。あれ?叔父の鄭舟英(チョン・ジュヨン)のほうは・・・
「どうせお前たちが隠しているんだろう!代わりにお前たちがウリの相手をするニダ!ほれ!ウリの三尺の槍を味わうがいいニダ」
グデグデに酔っ払い、卑猥なことをわめきながら近づいてきます。
「(この色ボケが!)」
「(三尺やのぉて三寸やろがぃ!)」
ポシンたんとチハたんがそれぞれ心の中で突っ込みながら、そっと舟英(ジュヨン)の足元にルービのビンを転がしました。
「!」
舟英(ジュヨン)は、お約束どおりビンで足を滑らせてひっくり返ります。
「叔父上!なんとはしたないマネを!・・・・・・失礼いたしました」
蒙准(モンジュン)は舟英(ジュヨン)を抱えおこして謝罪すると部屋を出て行きました。
「もう大丈夫よ。出てきて」
鄭らが去ったのを確認してから、ウルルは庭に出てそっと声をかけます。女性が床下から出てきました。
「あ、ありがとうございました」
彼女は深々と頭を下げます。
「あの連中、あなたの主というのは本当なの?」
洪キコが訊ねました。
「は、はい」
「けれどもあなたが逃亡したっていうのは半分はウソよね。どうせ酷使されたか夜伽を命じられたんでしょう?」
ウルルがほぼ断言するかのように言います。たしかに彼女の髪と服の乱れは何かを迫られて抵抗した証拠でしょう。
「はい。私どものところに貢物を取り立てにこられたのですが、鄭舟英(チョン・ジュヨン)様のほうは、あのとおりの酒乱でそのうえ、私に迫ってきましたのでこらえきれずに逃げたのです」
彼女はそう話しました。
「やっぱりそんなことだったのね。ところであなたのお名前は?」
プ・リッツは大きくうなずいて訊ねました。
「あ、はい。私はミィニョと申します」
「じゃ、ミイニョさん、今日はここに隠れてなさい。温泉に浸かって落ち着いてからご飯を食べましょ。さ、チャングム、あなたと春香(チュニャン)ちゃんがお風呂に案内して差し上げて、ジャスティナと娘々ちゃんはルービとお食事の追加をお願いね」
ウルルが言うと、チャングムらもいっせいにうなずきました。
で、ミイニョを案内してチャングムと春香(チュニャン)がお風呂に行きます。
「ボクももう一回入ろっか?」
「そうね」
「私、こんな豪勢なお風呂なんて初めてです。きゃっ!」
うれしそうなミイニョが温泉に身を沈めたとき、なにやら浮かぶ物体が二つ・・・・・・。
「あー!」
こうして、のぼせ上がっているグレコとマミョは発見されたのです、はい。
さて部屋に戻った5人、すでにジャスティナと娘々が追加の料理とルービを運び終えていました。
「わー、これが東莱名物のパジョンなの!」
グレコが歓声を上げました。直径一尺、まさに東洋のピッツァというにふさわしい豪華なものです。イルボンのお好み焼きももんじゃ焼きも、これをパクッてつくったことで分かっています。誇らしいですね!
「おいしいー♪」
ジャスティナが幸せそうに食べます。
「こっちはカルビだぜ!」
春香(チュニャン)も歓声を上げながら名物海雲台カルビにかぶりつきました。
「ルービってこんなおいしいものですのね。初めて飲みましたわ。いつもご主人様が飲んで暴れているので悪いものだとしか思ってませんでした」
しみじみとミイニョが言い、ぐいぐいルービを飲みます。あっという間に空びんが林立してゆきます。
「おおー、いい飲みっぷりやー。プ・リッツさんも負けへんでー」
娘々が無責任にあおります。
「え、え、え」
とかなんとか言いつつも結局飲むプ・リッツ。
これは メッセージ 10614 (toapanlang さん)への返信です.
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