喫茶室「一服汁」

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茶ん汲むの戦い 湯煙の里の鬼退治 2

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/10/19 17:53 投稿番号: [10571 / 19672]
  4人は福引所の森羅異(サム・ライ)に福引券を渡して、おなじみのハムスターが回すような大きな箱車(作者の地方ではガラガラと称していました)を回します。
「それっ!」
  まずはジャスティナが回します。あ、出てきたのは白い玉です。
「惜しい!二等のキムチ用白菜10年分です!」
「次は私ですわ。それっ!」
  勢い込んでグレコが回します。今度は青い玉が出てきました。
「おおっ!これも二等!ナムル用もやし10年分!」
「・・・・・・え・・・・・・と、えいっ!」
  続いてマミョが回します。出てきたのは黒い玉ですね。
「残念!三十六等賞の朝鮮紙製ティッシュペーパーです」
「くすん(涙)」
  さて、最後はチャングムです。
「うー、どれだけ回せばいいのかな?どちら向きに回せばいいのかな?」
「(だー!悩んどらんでちゃっちゃと回さんかい!)」
  痺れを切らしたポシンたんがチャングムの手を引っ張って強引に回させます。
「あ!黄色いのが出た」
「大当たりー!!特等賞の温泉旅行六名さまご招待が出ました!」
  特等賞を出されてしまった森羅異(サム・ライ)は、やけくそ気味に鐘を鳴らしました。

「というわけで、温泉旅行が当たっちゃったの」
「う、うーむ」
  その夜、ジャスティナは家でエロ大将に報告します。
「ね、ダディ、来週行っていいでしょ。チャングム、グレコ、マミョと一緒に」
「し、しかしお前たちで行かせるわけにもいかんし・・・・・・わしはまだまだ任務があるからなぁ。地方は漢城ほど治安がよくないし、もしお前たちにもしものことがあったら・・・・・・(ブツブツ)」
  そうです。エロ大将は忙しいのです。さらに、佐々木さんちの光太郎おじさんほどじゃないのですが、ちょっぴり心配症なのです。
「乙泪(うるる)さんに保護者をやってもらったらいいわ。確か休暇をとるって言っておられたし」
「おいおい、彼女の都合も考えなくちゃダメだぞ。とりあえず明日秋(チュ)君に相談してみなさい」

  翌日、左捕盗庁。
「はい?温泉旅行ですか?」
  ジャスティナから話を聞いた秋(チュ)従事官は眼をぱちくりさせました。
「だめ、ですか・・・・・・」
  うつむくジャスティナとチャングム。とたんに秋(チュ)が乗り出してきました。
「いいえ!私も行きたいですわ!最近忙しくて肩がこるのよねぇー。ああ、温泉行きたい!」
  うわっ、彼女の背後にむくげの花がパアァァと咲き乱れているよ。
  ということで、秋乙泪(チュ・ウルル)従事官が引率役を引き受けてくれることになりました。二人はさっそくグレコとマミョに知らせようと、休憩時間に右捕盗庁へ向かいました。
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