チャングムの戦い 北の国から来た使い13
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/10/01 22:52 投稿番号: [10405 / 19672]
ようやく片づけを終えて左捕盗庁に帰ってきたチャングムとジャスティナ。
「ねぇ、ジャスティナ、頻発犯罪に高官とかが絡んでいる件、エロ大将には報告しないの?」
そうです。忙しさのせいもあってまだ大将には報告していないのです。
「うん、どうしようかな?だってダディを困らせてしまうかもしれないし」
ジャスティナは迷っています。これまでも両班や高官がらみの事件で朝廷から圧力がかかることが多々あるのを見てきたせいですね。
「ダディの知らないうちに逮捕解決してしまえば、余計な圧力とか受けなくて済むかなぁ、なんて思ってるんだけど・・・」
「け、けどそんなことできるわけないよー」
そうですね。二人だけではとても無理でしょう。
「二人とも何を話しているのかな?」
そこにあらわれたのはミン・ジョンホです。
「そうか、そういうことだったのか。ジャスティナは優しいんだね」
事情を聞いたジョンホが言いました。
「ダディを困らせたくないし、私たちどうすればいいんでしょう?」
「わかった、この件はぼくが追ってみるよ。もちろん大将にはナイショにするから、ジャスティナとチャングムは安心して通常の任務を続けて」
「は、はい」
「ありがとうございます」
ようやくジャスティナとチャングムは愁眉を開きました。
「さよかぁ、ジョンホが協力してくれるんかぁ」
「うん。でもお一人じゃ危険じゃないかな?ね、ポシンたん、ジョンホ様を影から守ってあげて」
チャングムの発言にポシンたんは驚きました。
「おいおい、何を言い出すんや。わいはチャングムを守るのが役目や」
「お願い!」
「・・・・・・わかった」
チャングムの真剣な顔を見て、ポシンたんはうなずきました。
次の日からジョンホは潘旗紋(ハン・キムン)と李総昔(イ・ジョンソク)を重点的にマークして尾行するようになりました。そのジョンホをさらに尾行するのはポシンたん。
潘と李は、清使狐謹滔(フー・チンタオ)の宿舎で、密会謀議を頻繁に行なうようになってきました。
「よいか、潘。治安悪化でも天変地異でも王族の病気でもなんでもいい。それらの事件が起これば、王の不徳のいたすところということにして退位を迫るのだ」
「心得ております。天朝の使いに無礼があったというのも使えますな」
「うむ、わしも王の落ち度を見つけられるように努力するぞ。うまく退位させたら王の従兄弟の魯無堂(ノムタン)君を擁立するのだな」
満足そうに狐はうなずき、潘もまたうなずきました。
「はい。先年の王位継承に関して魯無堂(ノムタン)君のお父君であられる逮重(テジュン)君はひどくご不満でございました。兄の子を差し置いて即位とは何事かと。ぜひとも天朝のご指導をもちまして正しき道を行ないたいのです」
「逮重(テジュン)君は先代の王の兄君です。長幼の序を蔑ろにされたことは東方礼儀の国として恥ずかしゅうございます」
李も言いました。
「李、その王位交代による人事刷新のせいでおぬしは官庁御用達、六矣廛を外されたのだったのう」
潘はにやりと笑います。李朝の官庁御用達商人は、六矣廛といって立廛(絹織物屋)・綿布廛・綿袖廛・苧布廛・紙廛・魚物廛という業種に分かれているのです。
「ねぇ、ジャスティナ、頻発犯罪に高官とかが絡んでいる件、エロ大将には報告しないの?」
そうです。忙しさのせいもあってまだ大将には報告していないのです。
「うん、どうしようかな?だってダディを困らせてしまうかもしれないし」
ジャスティナは迷っています。これまでも両班や高官がらみの事件で朝廷から圧力がかかることが多々あるのを見てきたせいですね。
「ダディの知らないうちに逮捕解決してしまえば、余計な圧力とか受けなくて済むかなぁ、なんて思ってるんだけど・・・」
「け、けどそんなことできるわけないよー」
そうですね。二人だけではとても無理でしょう。
「二人とも何を話しているのかな?」
そこにあらわれたのはミン・ジョンホです。
「そうか、そういうことだったのか。ジャスティナは優しいんだね」
事情を聞いたジョンホが言いました。
「ダディを困らせたくないし、私たちどうすればいいんでしょう?」
「わかった、この件はぼくが追ってみるよ。もちろん大将にはナイショにするから、ジャスティナとチャングムは安心して通常の任務を続けて」
「は、はい」
「ありがとうございます」
ようやくジャスティナとチャングムは愁眉を開きました。
「さよかぁ、ジョンホが協力してくれるんかぁ」
「うん。でもお一人じゃ危険じゃないかな?ね、ポシンたん、ジョンホ様を影から守ってあげて」
チャングムの発言にポシンたんは驚きました。
「おいおい、何を言い出すんや。わいはチャングムを守るのが役目や」
「お願い!」
「・・・・・・わかった」
チャングムの真剣な顔を見て、ポシンたんはうなずきました。
次の日からジョンホは潘旗紋(ハン・キムン)と李総昔(イ・ジョンソク)を重点的にマークして尾行するようになりました。そのジョンホをさらに尾行するのはポシンたん。
潘と李は、清使狐謹滔(フー・チンタオ)の宿舎で、密会謀議を頻繁に行なうようになってきました。
「よいか、潘。治安悪化でも天変地異でも王族の病気でもなんでもいい。それらの事件が起これば、王の不徳のいたすところということにして退位を迫るのだ」
「心得ております。天朝の使いに無礼があったというのも使えますな」
「うむ、わしも王の落ち度を見つけられるように努力するぞ。うまく退位させたら王の従兄弟の魯無堂(ノムタン)君を擁立するのだな」
満足そうに狐はうなずき、潘もまたうなずきました。
「はい。先年の王位継承に関して魯無堂(ノムタン)君のお父君であられる逮重(テジュン)君はひどくご不満でございました。兄の子を差し置いて即位とは何事かと。ぜひとも天朝のご指導をもちまして正しき道を行ないたいのです」
「逮重(テジュン)君は先代の王の兄君です。長幼の序を蔑ろにされたことは東方礼儀の国として恥ずかしゅうございます」
李も言いました。
「李、その王位交代による人事刷新のせいでおぬしは官庁御用達、六矣廛を外されたのだったのう」
潘はにやりと笑います。李朝の官庁御用達商人は、六矣廛といって立廛(絹織物屋)・綿布廛・綿袖廛・苧布廛・紙廛・魚物廛という業種に分かれているのです。
これは メッセージ 10402 (toapanlang さん)への返信です.
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