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東亜日報の名論説

投稿者: chaamiey 投稿日時: 2008/04/29 22:06 投稿番号: [863 / 1474]
[肯定と希望の代案教科書]

[東亜日報]   2008/04/20
http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=4&articleid=2008042020595846210&newssetid=517


  フランスの碩学キ・ソルマンは、その著書『新国富論』(1986)で、1960年代の呪われたある国を紹介している。

  「国土は狭く人口は多い。資源はない。国民の80%は文盲で、外国人との意思疎通は不可能だ。植民搾取、国土二分、内乱で200万人が死んだ。予算の3分の1を国防費に使う。1961年までのことではあるが、専門家たちはこの国は終わったと言った。74の後進国のリストで1人当り国民所得60位だった国が25年後には9位になったのは、何か手品の薬でも飲んだのか?」

  短い期間に繁栄を成した大韓民国の現代史は、西洋人の目に魔法のように映ったのだ。しかし、このような誇るべき歴史に対して、恥と罪の歴史だと捐毀する内部の視点があった。韓国現代史を「正義が敗れて日和見主義が得勢」した汚辱の歴史だと考えたのはノ・ムヒョン大統領だけではなかった。小・中・高校で、大学の講壇で、放送番組で、韓国の近現代史は反民衆、反民族、反民主の歴史だと罵倒された。

  「大韓帝国は亡んではならず、分断も発生してはならなかったし、5.16軍事政変は起きてはいけなかったという図式で考え、起きてはいけなかったことを起こした人々の責任を問うことが過去史清算であり改革だった。」(ソウル大経済学部イ・ヨンフン教授)

  この否定の歴史観は、結局、「父親殺し」として現われた。親日反民族行為真相糾明法を発議したヨルリンウリ党の国会議員は、ハンナラ党議員の父親を親日派と非難したが、自身の父が日帝強制占領期間に警察で働いていた前歴が明らかとなった。他人の父親を罵っていて自身の父親を辱める親不孝は、だれが見ても正常ではなかった。

  過去を否定する人々に現在が満足できるわけはない。去年アメリカ世論調査専門機関ピュー・リサーチセンターが47ヶ国を対象にした調査で、「国に不満が多い」と回答した国民は韓国人が世界3位だ。内戦中のレバノンとパレスチナの次だった。

  所得は先進国に近付いているが「心」は準内戦国に近いという落差が、今私たちが経験している政治社会的混乱の根だと思う。先進国に進むためには、このような乖離を修正する精神革命が必要だ。イギリス病を直したサッチャリズムの核心も、結局「精神革命」だった。彼女は、「重要なのは、市民たちの心と魂を変えることだ。そうすれば経済は自然に良くなる。」と言った。

  「人のせい、社会のせい、国家のせいにしながら身についた懶怠、無責任、放縦を追放して、責任感と忍耐をもって自力で成功しようとする個人たちが活躍する社会を作ろう。」と言うのが彼女の目標だった。これは理念ではなく、生に対する基本的な姿勢の問題だ。

  教科書フォーラムが最近発行した新しい代案教科書に対して、左派的歴史観に対立した右派的視点だという指摘がある。しかし、本を読んで思った結論は、理念の定規ではなく、過去を否定するのかそれとも肯定するのかという観点で歴史を解釈しなければならないということだ。大韓民国は開化期以来、幾多の先覚者たちの努力の結実であり、韓国人たちの血と汗で立てられたという事実を強調した歴史観だ。先祖に対する感謝と祖国に対する自負心が綿々として流れている。

  歴史をありのまま見ることができたならば、今私たちがどこに立っているのか、どの方向に進むのか、迷わなくてすむ。教科書フォーラムの代案教科書は、韓国人たちの病んだ心と混乱に陥った知性を肯定の力で治癒しようとする試みだと思う。


(ホ・ムンミョン論説委員)
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