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イ・ヨンフン教授特別講義 5(2)

投稿者: chaamiey 投稿日時: 2006/06/27 22:03 投稿番号: [223 / 1474]
解放はいかに成り立ったか

<解放前後史の再認識>特別講義(5)解放は世界資本主義の構造変化による世界的事件

[ イ・ヨンフン(ソウル大教授、『解放前後史の再認識』共同編集者)]
2006-06-23
http://www.new-right.com/read.php?cataId=nr03007&num=1721


            (翻訳2)

  ところで、北朝鮮の 『現代朝鮮歴史』(1983)と言う本を見れば、「朝鮮の解放は、金日成が組職領導した輝かしい抗日武装闘争の勝利が持たらした偉大な結実だった。」と書かれています。 これは真っ赤な嘘に過ぎません。金日成研究によれば、中国共産党傘下の抗日連軍の中隊長級の地位にあった金日成と彼の部下50余人は、日本関東軍の掃討を受け、1941年、ソ連領沿海州に身を避け、そこで1945年の解放まで過ごしました。金正日が出生したのも、まさにその場所ですね。

  金日成が帰国したのは、1945年10月です。戦争が終わって、スターリンは、沿海州の金日成をモスクワまで召還し、彼が将来北朝鮮に建てる自分の代理政府の責任者として適格なのかをテストするための面接をすることになります。スターリンは金日成に満足したようです。それで、金日成は、ソ連軍とともにソ連軍の船に乗って、解放2ヶ月後に元山港に入って来ました。事実は厳然とこうであるのに、北朝鮮の歴史書が、金日成の抗日武装闘争が朝鮮を解放させたと書いているのは、その社会に思想と学問の自由がなくて偽善の全体権力が君臨しているからです。

  それでは、韓国の高等学校用『韓国近現代史』という検定教科書を見てみましょう。
  一番マーケットシェアが大きい金星社の教科書を見れば、「直接的に私たちに光復を持たらしたのは、連合軍の勝利だった。連合軍が勝利した結果として光復が成り立ったことは、我が民族が願う方向に新しい国家を建設するのに障害になった。」となっています(2005年版 253ページ)。
  ここでは北朝鮮のような深刻な捏造はありません。しかし、連合軍が勝利した結果として解放になったから、私たちが望む新しい国家を建設するのに障害になったと言います。本当にそうだったでしょうか? 私たちの望む方向とは何だったのでしょうか。
  こんな話が政府検定教科書に堂々と書かれているのを見れば、率直に言って、私は、南韓も北朝鮮に劣らない偽善の知性を持っていると感じます。このことに関しては、次の、分断の責任を問う項目において、また言及したいと思います。

  また一方、南韓の国定『国史』教科書を見れば、1920年代以来、満洲と中国で「武装独立戦争」が粘り強く起ったと書かれています。多数に分かれていた独立軍は、いよいよ1944年、臨時政府傘下の韓国光復軍に統合されました。そして、連合軍と合同で国内への進撃作戦を準備したが、日帝があまりに早く敗亡したためにその機会がなかったと、残念がる叙述で独立軍の歴史はまとめられています。 しかしこれまた誇張し過ぎ、あるいは実態と隔たった叙述だと思います。

  国境外の満洲の原野から独立軍が日本軍に独自の戦線を形成したのは、三一運動直後の1920年の一年に限られると私には分かっています。 当時、金佐鎮将軍と洪範図将軍の北路軍政署と西路軍政署は、お互いに協力して日本軍との戦闘で大きい成果をおさめます。 鳳梧洞戦闘と青山里大捷がそれですね。しかし、固定的な陣地や前線を構築するほどではなかったのです。

  以後、日本軍の追撃を受けた独立軍は、沿海州のソ連領に退却します。そこで多くの戦派の間に独立軍の主導権を巡って大きな内紛が起き、そのすきに乗じてソ連赤軍が独立軍の武装解除を強要する際に数百人が射殺されるなど、独立運動史でまことに悲劇的な事件が発生します。以後、独立軍が独自の戦力で日本軍と遊撃戦でも陣地戦でも、独自の戦線を形成したことはないです。
  1930年代になると、中国共産党の統制を受ける抗日連軍と、共産党の八路軍に属した朝鮮青年たちの抗日武装闘争が展開されますが、それはあくまでも、日本と中国との間の戦争の一環でした。独立軍の独自の戦線や戦闘力ではなかったのです。

               (続く)
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