南極条約
投稿者: doronpa95 投稿日時: 2010/01/11 12:52 投稿番号: [1243 / 1474]
米国の主導で1959年に日本も含む12か国が採択し、61年に発効。現在の締約国は47か国に達する。南極の領有権を求める各国の主張は凍結され、条約が有効な間は、どの国にも帰属しないと決めた。ただ、領有権の主張そのものは無効ではないため、豪州、ニュージーランド、英国、フランス、ノルウェー、チリ、アルゼンチンの計7か国が、現在も主張を続けている。
激化する南極争奪戦
資源獲得へ「分割」の動き
カウントダウンとともに、南極上空で元日を迎えたシドニー発特別ツアーの機内。満席の客室の大半は、オーストラリア人客だった。
「当機は、『オーストラリア南極領』の上空に達しました」。容室乗務員が案内すると、乗客は拍手と歓声で祝った。英語で「AAT」と略す「豪南極領」という用語も定着していた。
プリンス・アルバート山脈の岩肌と氷河が目に飛び込んでくる。同山脈には石炭、近くのロス海には大量の原油が埋蔵されている。
「豪南極領は豪州人なら一度は見たいと思っているはずよ」。結婚30周年で夫とツアーに参加した中学校教員のスージー・クラリンボールドさんが笑顔を見せた。機内では、バンド演秦に合わせ、愛国歌「ワルチング・マチルダ」の合唱も。「国内線」扱いのツアー参加費は、ファーストクラスなら5700豪州㌦(約38万円)。豪州人が南極に抱く「特別の思い」の一端を垣間見たかのようだった。
南極には、各国の領有権凍結をうたう南極条約がある。だが、それはもはや「金科玉条」ではない。
豪州は条約の批准国だが、南極点から豪州に向けて広がる扇形の2領域を「豪南極領」と主張。面積は南極大陸の4割に達する。
豪連邦裁が昨年1月、南極海での日本の調査捕鯨は違法として、操業中止を命じた根拠としたのも、豪南極領沖を排他的経済水域や「クジラ保護域」に指定している豪州の国内法だった。
「日本の調査捕鯨船を国際法廷で訴える」と強硬姿勢を見せるラッド豪政権の反捕鯨の主張は、豪南極領の存在が前提だ。「南極はどの国にも帰属しないため、その沖合は公海」との日本の立場とは完全に異なる。
南極での主権強化に向けて豪州が大きくかじを切ったのは2004年11月。豪南極領沖の海底を「自国の大陸棚」として国連に調査データを提出した。南極の資源開発を禁じたマドリード議定書の効力が切れる2048年以降をにらんでの布石だった。
日、米、ロシアなどは「南極沖海底の鉱物資源の権利はどの国にも認めもれていない」と反発、国連にデータを審理しないように求めた。だが、波紋は今も広がる一方だ。
「現在の国際環境は冷戦期よりも複雑化した。我々の南極と資源を守っていく必要がある」昨年7月、アルゼンチンのフェルナンデス大統領は軍幹部に対し、げきを飛ばした。大統領が懸念したのは、豪州と同様、英国が07年10月、同国が主張する南極領沖の海底の主権拡大を目指すと発表したことだった。
英国の主張領域には領有を巡って対立するフォークランド諸島もあり、一帯には原油も埋蔵されている。かつて同諸島を争って戦火を交えた両国では再び、南優を巡って緊張の火種がくすぶっている。
「将来に向けた国益確保の予防措置だ」との英国の主張に対し、「我が国の南極での領土や海域の主権に影響はない」と、チリもすぐに反発した。
米エネルギー情報局(EIA)によると、南極周辺の海底には500億バーレルの原油が埋蔵され、その規模は中東地域を除いた世界では、ペネズエラ、ロシアに次ぐ3位に位置する。
将来の賢源探査を見据え、各国の観測競争も激化する。中国は今年、豪南極領内の標高4000㍍の高地に3番目の観測基地「昆命」の建設に着手する。
観測競争の遅れを懸念する豪州も対抗。昨年1月にジャンボ機の離着陸が可能な南極最長の滑走路(全長4㌔)を開設。さらに、もう一つの滑走路の着工や予算増額を求める声も出ている。「北極海で賀源獲得競争が進んでいることを考えれば、南極条約が永遠に続くと考えるのは愚かしい」。豪州の元観測隊員はこう本音を漏らす。
南極条約は、東西冷戦中の半世紀前、旧ソ連の勢力拡大を阻もうとした米国が先頭に立ち、採択にこぎ着け、その後も各国の手から南極を守ってきた。米国の影響力に陰りが見える中、各国は再び争奪戦を始めつつある。
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>観測競争の遅れを懸念する豪州も対抗。昨年1月にジャンボ機の離着陸が可能な南極最長の滑走路(全長4㌔)を開設。さらに、もう一つの滑走路の着工や予算増額を求める声も出ている。
どれだけ環境破壊すれば気が済むのか、野蛮人め!
激化する南極争奪戦
資源獲得へ「分割」の動き
カウントダウンとともに、南極上空で元日を迎えたシドニー発特別ツアーの機内。満席の客室の大半は、オーストラリア人客だった。
「当機は、『オーストラリア南極領』の上空に達しました」。容室乗務員が案内すると、乗客は拍手と歓声で祝った。英語で「AAT」と略す「豪南極領」という用語も定着していた。
プリンス・アルバート山脈の岩肌と氷河が目に飛び込んでくる。同山脈には石炭、近くのロス海には大量の原油が埋蔵されている。
「豪南極領は豪州人なら一度は見たいと思っているはずよ」。結婚30周年で夫とツアーに参加した中学校教員のスージー・クラリンボールドさんが笑顔を見せた。機内では、バンド演秦に合わせ、愛国歌「ワルチング・マチルダ」の合唱も。「国内線」扱いのツアー参加費は、ファーストクラスなら5700豪州㌦(約38万円)。豪州人が南極に抱く「特別の思い」の一端を垣間見たかのようだった。
南極には、各国の領有権凍結をうたう南極条約がある。だが、それはもはや「金科玉条」ではない。
豪州は条約の批准国だが、南極点から豪州に向けて広がる扇形の2領域を「豪南極領」と主張。面積は南極大陸の4割に達する。
豪連邦裁が昨年1月、南極海での日本の調査捕鯨は違法として、操業中止を命じた根拠としたのも、豪南極領沖を排他的経済水域や「クジラ保護域」に指定している豪州の国内法だった。
「日本の調査捕鯨船を国際法廷で訴える」と強硬姿勢を見せるラッド豪政権の反捕鯨の主張は、豪南極領の存在が前提だ。「南極はどの国にも帰属しないため、その沖合は公海」との日本の立場とは完全に異なる。
南極での主権強化に向けて豪州が大きくかじを切ったのは2004年11月。豪南極領沖の海底を「自国の大陸棚」として国連に調査データを提出した。南極の資源開発を禁じたマドリード議定書の効力が切れる2048年以降をにらんでの布石だった。
日、米、ロシアなどは「南極沖海底の鉱物資源の権利はどの国にも認めもれていない」と反発、国連にデータを審理しないように求めた。だが、波紋は今も広がる一方だ。
「現在の国際環境は冷戦期よりも複雑化した。我々の南極と資源を守っていく必要がある」昨年7月、アルゼンチンのフェルナンデス大統領は軍幹部に対し、げきを飛ばした。大統領が懸念したのは、豪州と同様、英国が07年10月、同国が主張する南極領沖の海底の主権拡大を目指すと発表したことだった。
英国の主張領域には領有を巡って対立するフォークランド諸島もあり、一帯には原油も埋蔵されている。かつて同諸島を争って戦火を交えた両国では再び、南優を巡って緊張の火種がくすぶっている。
「将来に向けた国益確保の予防措置だ」との英国の主張に対し、「我が国の南極での領土や海域の主権に影響はない」と、チリもすぐに反発した。
米エネルギー情報局(EIA)によると、南極周辺の海底には500億バーレルの原油が埋蔵され、その規模は中東地域を除いた世界では、ペネズエラ、ロシアに次ぐ3位に位置する。
将来の賢源探査を見据え、各国の観測競争も激化する。中国は今年、豪南極領内の標高4000㍍の高地に3番目の観測基地「昆命」の建設に着手する。
観測競争の遅れを懸念する豪州も対抗。昨年1月にジャンボ機の離着陸が可能な南極最長の滑走路(全長4㌔)を開設。さらに、もう一つの滑走路の着工や予算増額を求める声も出ている。「北極海で賀源獲得競争が進んでいることを考えれば、南極条約が永遠に続くと考えるのは愚かしい」。豪州の元観測隊員はこう本音を漏らす。
南極条約は、東西冷戦中の半世紀前、旧ソ連の勢力拡大を阻もうとした米国が先頭に立ち、採択にこぎ着け、その後も各国の手から南極を守ってきた。米国の影響力に陰りが見える中、各国は再び争奪戦を始めつつある。
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>観測競争の遅れを懸念する豪州も対抗。昨年1月にジャンボ機の離着陸が可能な南極最長の滑走路(全長4㌔)を開設。さらに、もう一つの滑走路の着工や予算増額を求める声も出ている。
どれだけ環境破壊すれば気が済むのか、野蛮人め!
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