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「朝鮮語」の南北問題

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2005/10/08 08:33 投稿番号: [1859 / 30895]
>韓国語には漢字をそのまま韓国語読みしたり日本植民地支配の名残である日本式の言葉が数多く残っているのに対し、北朝鮮は政権樹立の1948年以前からこれらの一掃に取り組んできた。北朝鮮は1947年以降、政策遂行の妨げと判断する非識字者の撲滅運動を繰り広げ、特殊な出版物を除いてはハングルを主に使うよう推進する一方で、外来語を多用する韓国を非難してきた。

「主体思想」の一環ですわな。言語もウリシク(われわれ式)で「主体的」に、というやつです。
一方では、漢字を使う他国(日本・中国・韓国)からの情報流入を防ぐ「愚民政策」という側面もあったのかな。

>国立国語研究院のパク・ヨンチャン博士は「双方の言語の違いは単に意志疎通が不便だという次元を超え、深刻な水準に達した。一部の団体が推進している言語統一運動に、これからは政府や専門学者などが積極的に加わるべき」と話している。

「もっとも平壌の言葉はかなりなまる、とホテルのコーヒーカウンターで実感した。チルシプチョン(七十銭)というところを、カウンターの女性トンムはツルスプツォンと発音した。どこか日本の東北弁のようだ。」(『退屈な迷宮』関川夏央)
という指摘もありますが、歴史的に南北では言語はどう違ったのでしょうか?
なお、各地の方言(訛り)は「サトゥリ」といいます。

>北朝鮮が推進する言語政策のうち特に目を引くのは「言語整理事業」だ。これは1964年と1966年に故・金日成(キム・イルソン)主席が、漢字語と外来語を固有語に直すよう指示し始まった。新たに生み出された固有語は平壌語を中心とした「文化語」(標準語に相当)に編入され、この動きは「文化語運動」へと発展し今も続いている。韓国の統一研究院が2003年に発表した資料によると、北朝鮮と発音や表記が異なる名詞は2400個以上に及ぶ。北朝鮮は1966年からの言語整理事業を日常語はもちろん、専門用語、地名に至るまでほぼ全分野にわたって進め、1970年代初めまでに5万個以上の新たな単語を作り出した。

「言語整理事業」ですか。こういうのを見つけました。

「黄皙暎は語りつづける。
〈(金日成主席は)こんな話もしましたよ。
「咸鏡道(朝鮮半島北東部)の言葉には女真語がたくさん混じっているじゃないか。ウリマル(朝鮮語)には豊富な語彙があるが、これをちゃんと使うようにしてウリマルを生かすと、それが小説家の大きな仕事のひとつだ」と。
(・・・・・・)それから、秘書室長に向かってどこかの村の名前だと思うけれども、地名を口にして、
「おい、われわれ(ルビ:ウリ)がそこに行ったとき、姓が三文字の女性トンムがいたなあ。あれはたしかに女真語からきた姓だったが、あのときはこっち(ルビ:ウリ)に時間がなくてそのままにしてしまったけれども、あの場で姓をかえてやればよかったなあ」
といった。〉」(『退屈な迷宮』関川夏央)

創氏改名やん。

韓国で最近流行りの「日本語狩り」と複合して、あらゆる言葉を言い換えようとする愚挙が盛り上がる危惧があります。
こういう言い方は好まないのですが「ことばのナショナリズム」というやつですね。

・・・・・・・

北朝鮮、言語政策で韓国語との言葉の違い進む

http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=142005100701400 &FirstCd=06
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