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正論 2 (続き)

投稿者: greatjp22 投稿日時: 2008/08/21 08:18 投稿番号: [13433 / 30895]
≪先祖批判を許さない儒教≫

  これらすべてを精読したところ、実りある知見を得たのでここで紹介しておきたい。それは彼らが何故(なぜ)これほどまでに自らの歴史を正しいものとしたがるのかという根本の動機である。管見ではそれは、「儒教道徳上、失敗した先祖を非難することができない」という伝統的で圧倒的なプレッシャーによるのだと思われるのである。

  そのカタルシスのためには、たとえ植民地化されるという「失政」を犯そうと、自らの先祖は絶対に正しいことをしたと言わなければならない。

  そのような儒教的な考えがどんなに偏狭であることか、それは彼らの世界史関連の記述を見ればよく分かる。20世紀は列強による植民地化の時代であったが、韓国人は多くの歴史教科書で平然と被植民地諸国を見くだすのである。

  「東南アジアの諸国は次第にヨーロッパ強大国の原料供給地と植民地に転落した」のであり、「エジプトは英国の保護国に転落した」し、「インドは英国の原料供給地と商品市場に転落した」と、記述する。

  しかし、自分たちに関しては、そうは言いたくない。「朝鮮は日本の植民地支配を受けることになった」のであり、「日帝は朝鮮の国権を侵奪した」のだと、他国に押しつけようとする「転落」歴史観から、自分たちだけは絶えず逃れ出る記述をこころみるのである。

  敢(あ)えて厳しい見方をすれば、拉致問題も、竹島問題も、歴史教科書問題も彼らの卑小なるカタルシスが根にある。ゆえに、すべての解決は彼らの謙虚さと自省から始まるのであり、そのような作業は少数だが心ある韓国人の間から、すでに曙光(しょこう)のように輝き始めているものと私は見ている。(ふるた   ひろし)
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