二重苦を乗り切ったアシアナ航空(上)
投稿者: japanese_chosun 投稿日時: 2008/11/10 09:37 投稿番号: [2114 / 4080]
アシアナ航空は先月28日、ウォン安と原油高の影響で、第3四半期までの当期純損失として637億ウォン(約43億円)を計上したことを明らかにした。だが証券市場では、上半期に6143億ウォン(約415億円)の累積損失を計上した大韓航空に比べれば「見事な善戦」と評価されている。記録的な原油高と実体経済の停滞で、上半期に世界の航空会社が続々と倒産している状況からすると、アシアナ航空は相対的に高実績を挙げているといえる。アシアナ航空は、「燃料ヘッジと為替ヘッジ」が、ウォン安と原油高という悪材料にもかかわらず損失を最小限に抑えられた秘訣(ひけつ)だという。
◆燃料ヘッジ・為替ヘッジの利益は2300億ウォン台
アシアナ航空のハン・チャンス財務担当常務は「金を稼ぐためではなく、経営安定のために為替と燃料のヘッジシステムを導入したが、今では多大な効果を挙げている」と述べた。
アシアナ航空は2005年8月から四半期ごとに、ドルと燃料所要量の一定部分を先物市場で売却する方式でヘッジを行ってきた。燃料とドル購入単価を過去2年間の市場平均の先物価格に固定させ、為替と原油価格変動による損失を緩和させた。例えば、今年第3四半期に使用する燃料所要量が300万バレルだった場合、30%の90万バレルは06−07年に先物市場で購入し、残りの70%は第3四半期の現物市場で購入するといった方式だ。過去2年間の平均燃料価格は1バレル当たり109ドル(約1万700円)だった。今年第3四半期の平均が158ドル(約1万5500円)だったことから換算すると、所要量の30%は現物よりも1バレル当たり49ドル(約4800円)安く購入したことになる。
ドルに関しても同様だ。今年第3四半期に必要なドルの70%を過去2年間に先物市場であらかじめ購入し、30%を市場価格で購入したおかげで、最近のウォン安による損失を避けることができた。アシアナ航空が過去2年間に購入したドルの平均相場は1ドル=936ウォンだった。第3四半期の相場が1ドル=1061ウォンだったことを勘案すると、必要なドルの70%を1ドル当たり125ウォン安く購入しているわけだ。
方聖秀(パン・ソンス)記者
金栄慎(キム・ヨンジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/article/20081109000029
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