カーター・J・エッカート教授の
投稿者: sparrow801jp 投稿日時: 2004/05/15 11:49 投稿番号: [9329 / 38959]
「日本帝国の申し子」を読みました。
日本人にとって、耳の痛いことも書いてありますが、調査に基づく公平な内容だと思いました。
日帝時代の「京紡」の原料調達ルート、金融、流通、技術移転、販売ルート、労働組合対策に関して、丹念に調べられており、朝鮮における資本主義の形成過程が朝鮮総督府との関わりを含めて記述されています。
不満な点は、資本主義の形成には、資本の集積や工業技術の獲得といったテクニカルな問題だけでなく、「資本主義の精神」が必要なのですが、その点についての言及がなかったことです。しかし、アメリカ人が朝鮮の文献調査やインタビューを通して書き上げたものですから、それだけでもすごいと思いました。
(李朝末期の朝鮮社会では資本の集積や工業技術の獲得は起こりえても、そこ止まりだった可能性もあるのです)
この本は朝鮮語訳されていないようですが、是非とも朝鮮人の方々に読んで貰いたいと思いました。
現在の日本と韓国の置かれた状況は、意外と当時と似ていると思われることでしょう。
まずは、現実を認識することが大事だと思うのですが...
これは メッセージ 1 (aASAYAN さん)への返信です.
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