米国で新型ソナタ全量リコール1
投稿者: jgeilsbandfreak 投稿日時: 2010/09/27 08:53 投稿番号: [38656 / 38959]
記事入力 : 2010/09/27 07:43:02
現代自、米国で新型ソナタ全量リコール
走行中のハンドル動作に問題
現代自動車が米国で販売している新型ソナタYF14万台をリコールし、同社の品質管理に問題が生じているのではないか、という懸念の声が上がっている。
米道路交通安全局(NHTSA)は26日(現地時間)、米アラバマ州の現代自動車工場で生産された2011年型ソナタ13万9500台について、ハンドル装置の欠陥でリコールすることになったと発表した。昨年12月11日から今年9月10日までに生産された全車が対象となっており、これは米国で生産された新型ソナタのすべてに当たる。
■ユーザーからの2件の不満が全量リコールに
NHTSAはソナタで2件、起亜自動車のソウルで1件、ハンドル装置の不具合についてユーザーから届けを受け、今年8月から現代・起亜自が米国で販売しているすべてのモデルを対象に、欠陥の有無について調べた。届けの件数は少なかったが、走行中にハンドル装置が思い通りに機能せず、車体を制御することができなくなる恐れがあることが確認され、この問題は深刻な状況を引き起こしかねないことから、NHTSAは直ちに対策に乗り出し、直後にソナタのリコールを決めた。
現代・起亜自によると、ソウルは組み立て段階で走行の向きを調整するハンドル装置を締め付けるボルトに不具合が発生していたことが分かった。また、ソナタについて届けのあった2件のうち、1件はやはりハンドル装置の不具合で、騒音や振動が発生する。もう1件は組立段階での問題で、ハンドルとタイヤの連結がうまくいかないケースがあることが分かった。
いずれも構造的な欠陥ではなく、組立て段階での不良だという。現代自の関係者は「今回指摘された欠陥を持つ台数は10万台未満で、これが原因で事故が起こったという報告はない。10月中に迅速にリコールを行う」と説明している。
今回は構造的な欠陥が原因で事故が発生したわけではないため、このリコールは、現代自の米国での販売全体に大きな影響はなさそうだ。しかしBMRコンサルティングのイ・ソンシン代表は、「低価格の割に品質に信頼性があるという現代自のブランドイメージに、悪影響が及ぶ可能性がある」と指摘した。
■拡大戦略が品質不安のきっかけになる可能性も
今回のソナタの大量リコールは、今後もさらに新たな品質問題が発生した場合に取り返しがつかなくなる可能性があるため、この点では非常に深刻と言えるかもしれない。今年2月にも、米国での販売開始直後にドアロックの欠陥が明らかになったが、直ちにリコールを実施し、問題の拡大を防いだ。しかし今回も再びソナタの大量リコールが決まったことで、「新たな欠陥が表面化したらどうすればよいのか」という不安も広まっている。
現代・起亜自と取り引きのある複数の企業関係者は、最近になって品質問題が相次いで発生している理由について、「短期間に突然、大量に生産を拡大したため、品質管理能力が限界に達したからだ」と分析する。
現代・起亜自と取引のあるA社の関係者は、「最近、現代・起亜自では、新車を中心に当初の目標を50−100%ほど注文が上回っているため、下請けなどでは徹夜の作業が続き、従業員の疲労は極度に達している」「親会社(現代・起亜自)への納品が遅れて生産に支障が生じれば、巨額の罰金を支払わなければならないからだ」と語る。
最近は新車の生産台数が急増し、研究所、品質、生産技術、購買など社内の各担当部署の間では連携がうまくいかないケースも発生しており、互いに責任を転嫁するような状況も続いているという。この問題が影響して起亜自の鄭聖殷(チョン・ソンウン)副会長が突然更迭されたのに続き、先週は現代自の品質本部長であるキム・ヒョンジン専務も辞任した。ある内部関係者は、「生産と品質を担当する部署は、研究所によるチェックが不十分な部品の使用を強く求めるため、研究所で品質への確信が持てない部品を承認するケースが発生している」と語った。
2に続きます。
現代自、米国で新型ソナタ全量リコール
走行中のハンドル動作に問題
現代自動車が米国で販売している新型ソナタYF14万台をリコールし、同社の品質管理に問題が生じているのではないか、という懸念の声が上がっている。
米道路交通安全局(NHTSA)は26日(現地時間)、米アラバマ州の現代自動車工場で生産された2011年型ソナタ13万9500台について、ハンドル装置の欠陥でリコールすることになったと発表した。昨年12月11日から今年9月10日までに生産された全車が対象となっており、これは米国で生産された新型ソナタのすべてに当たる。
■ユーザーからの2件の不満が全量リコールに
NHTSAはソナタで2件、起亜自動車のソウルで1件、ハンドル装置の不具合についてユーザーから届けを受け、今年8月から現代・起亜自が米国で販売しているすべてのモデルを対象に、欠陥の有無について調べた。届けの件数は少なかったが、走行中にハンドル装置が思い通りに機能せず、車体を制御することができなくなる恐れがあることが確認され、この問題は深刻な状況を引き起こしかねないことから、NHTSAは直ちに対策に乗り出し、直後にソナタのリコールを決めた。
現代・起亜自によると、ソウルは組み立て段階で走行の向きを調整するハンドル装置を締め付けるボルトに不具合が発生していたことが分かった。また、ソナタについて届けのあった2件のうち、1件はやはりハンドル装置の不具合で、騒音や振動が発生する。もう1件は組立段階での問題で、ハンドルとタイヤの連結がうまくいかないケースがあることが分かった。
いずれも構造的な欠陥ではなく、組立て段階での不良だという。現代自の関係者は「今回指摘された欠陥を持つ台数は10万台未満で、これが原因で事故が起こったという報告はない。10月中に迅速にリコールを行う」と説明している。
今回は構造的な欠陥が原因で事故が発生したわけではないため、このリコールは、現代自の米国での販売全体に大きな影響はなさそうだ。しかしBMRコンサルティングのイ・ソンシン代表は、「低価格の割に品質に信頼性があるという現代自のブランドイメージに、悪影響が及ぶ可能性がある」と指摘した。
■拡大戦略が品質不安のきっかけになる可能性も
今回のソナタの大量リコールは、今後もさらに新たな品質問題が発生した場合に取り返しがつかなくなる可能性があるため、この点では非常に深刻と言えるかもしれない。今年2月にも、米国での販売開始直後にドアロックの欠陥が明らかになったが、直ちにリコールを実施し、問題の拡大を防いだ。しかし今回も再びソナタの大量リコールが決まったことで、「新たな欠陥が表面化したらどうすればよいのか」という不安も広まっている。
現代・起亜自と取り引きのある複数の企業関係者は、最近になって品質問題が相次いで発生している理由について、「短期間に突然、大量に生産を拡大したため、品質管理能力が限界に達したからだ」と分析する。
現代・起亜自と取引のあるA社の関係者は、「最近、現代・起亜自では、新車を中心に当初の目標を50−100%ほど注文が上回っているため、下請けなどでは徹夜の作業が続き、従業員の疲労は極度に達している」「親会社(現代・起亜自)への納品が遅れて生産に支障が生じれば、巨額の罰金を支払わなければならないからだ」と語る。
最近は新車の生産台数が急増し、研究所、品質、生産技術、購買など社内の各担当部署の間では連携がうまくいかないケースも発生しており、互いに責任を転嫁するような状況も続いているという。この問題が影響して起亜自の鄭聖殷(チョン・ソンウン)副会長が突然更迭されたのに続き、先週は現代自の品質本部長であるキム・ヒョンジン専務も辞任した。ある内部関係者は、「生産と品質を担当する部署は、研究所によるチェックが不十分な部品の使用を強く求めるため、研究所で品質への確信が持てない部品を承認するケースが発生している」と語った。
2に続きます。