韓国の「現代自動車」いよいよ進出!

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アラバマ

投稿者: kusotaka 投稿日時: 2002/04/18 08:27 投稿番号: [2495 / 38959]
「私には夢があります!(I   have   a   dream!)」

マーチン・ルーサー・キング牧師が残した偉大な演説の題目だ。

1963年8月、ワシントンに殺到した20万人のデモ隊の前で、黒人の民権回復
と「正義が川のように流れる世の中」を訴えた同牧師の演説は、米国を動かし、翌年
ノーベル平和賞まで受賞した。  

キング牧師が俗っぽい言い方で「ぱっと立ち上がったところ」が米南部のアラバマ
州だ。面積は13万平方キロで、韓国の1.5倍ほどだが、住民は450万人台。
別称が「綿花の州」で、白人のオーナーらが黒人の奴隷をこき使う農場と繊維産業で
暮らしを立ててきた。

州都のモンゴメリーは南北戦争の当時、南部側の首都だったが、敗戦以降、貧困の
中でも黒人に対する差別が最も長く残っていたところとして有名だ。白人優越主義の
テロ団体として有名な「KKK団」の発祥地もアラバマだ。

キング牧師は、初赴任地だったモンゴメリーで運命的な事件に遭う。55年12
月、ローザ・パークスという黒人女性が、バスで席を譲るようにと白人から言われた
がその要求を断わり、警察に逮捕された事件を機に、黒人らが繰り広げたバス乗車拒
否運動を率いるようになったこと。

同牧師は「自由と正義のほかに、我々がもうこれ以上我慢すべき理由はない」とし
て先頭に立ち、1年でバス内での白黒差別の廃止を実現させた。この事件は、黒人民
権運動の起曝剤になり、27歳のキング牧師を一躍全国的な人物に浮上させた。

このように暗い過去を持ったアラバマが、90年代以降、大きな変身を試みてい
る。頽落(たいらく)した農業地帯から抜け出し、自動車産業の新しい中心地として
生まれ変わりつつある。とりわけ、人種差別と排他的地域性を捨てて、外国企業の招
致に積極的に取り組んでいる。

93年、ドイツのベンツ社を皮切りに、トヨタ、ホンダ自動車の工場を相次いで招
致した。先週は、現代(ヒョンデ)自動車が10億ドルを投資し、モンゴメリーに工
場を建設すると確定した。

こうした変身が容易ではなかった。ベンツ工場を招致するため、所得税の減免など
総額2億5000万ドルに相当するインセンティブを掲げていた当時の州知事は、反
対する世論に押されて翌年落選した。

しかし、97年稼動を始めたベンツ工場が昨年まで1万余の働き口と3億5000
万ドル以上の収益を地域社会に与えたことによって、雰囲気が変わった。

今回招致した現代車が「有色人種の会社だ」という表現は、どこからも見当たらな
かった。キング牧師も、アラバマの変貌を微笑ましく見守っているはずだ。

現代車がアラバマでアメリカンドリームを実現できるよう期待したい。

中央日報
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