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>サメのような業

投稿者: edozaijyu 投稿日時: 2004/07/11 14:08 投稿番号: [14421 / 38959]
そうでござるな。

ちょっと 品質管理についてお話させていただくでござる。

トヨタの社員は常に改善を求められるでござる。

革新でも改革でもなく改善でござる。

この改善の考え方の大元は品質管理(QC:クオリティーコントロール)でござる。

おおよそ日本の製造現場でQCサークルという言葉を聞いたことがないという人はいない。

現場で改善案を出し、それを実施するのでござるな。

現在、品質管理は単なる現場改善の手法にとどまらず企業のトップまで巻き込んだTQM(トータルクオリティーマネジメント)に進化している。

KAIZENは世界で通用する言葉になりつつある。

さて、この品質管理でござるが、その理論はアメリカで産まれた。

日本には優れた専門家であるデミング博士が紹介、日本の製造業に大きな影響を与えたでござる。

1950年のことでござる。

その本家アメリカでは必ずしも品質管理つまり「改善」が成功を収めたとは言いがたい。

だが、日本では爆発的に流行し、進化した。

なぜか・・というと、これは日本人の気質、価値観に合っていたとしか言いようがないのではないかと思う。

極めて日本的な終身雇用制をかたくなに守るトヨタがその改善の急先鋒であることからも明らかでござろう。

考えてみれば、明日 首になるかもしれんような状況にある人が職場の改善案など出すわけもない。

改善の精神さえ滅びなければ、サメのような業を背負っていても大丈夫だと思うでござる。
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