nishinaさんへ
投稿者: kuuboakagi00 投稿日時: 2003/04/29 00:05 投稿番号: [4048 / 49973]
ご丁寧なレスありがとうございました。
>日本政治史研究で「ファシズム」という言葉はあまり使われていないようです。ソ連崩壊が影響しているのでしょうか?
丸山の死去は影響してませんか?弟子筋ですと、ファッシズムという言葉を亡くすわけにはいかないでしょうし。
>もともと陸軍反長州閥(九州閥)が前身のエリートが多く、
バーデンバーデンの会合ですね。この中の永田は一応統制派に分類されます。逆に、小畑は皇道派のシンパにちかかったですか。この後逆に、長州閥だから出世できない、という逆差別が生じましたが。
桜会と後の青年将校たちの決別については大蔵貢が詳しく説明しています。簡単に言うと、目指すところがちがっていたとうことでしょう。
「皇道派という名称について」
この名称のいわれは、荒木が熊本の師団で、さかんに「皇道」という言葉を使ったことに由来しているみたいですが、後に荒木が陸軍大臣になったときに、10月事件の関係者を中央から追放したのち、桜会の連中が荒木らを非難するために「あいつ等皇道派は・・・」といったのがはじまりのようです。
「ファッシズムという言葉の使用について」
日本にファッシズムはなかったという主張はさておいて、秦郁彦の「軍ファッシズム運動史」、田中惣五郎の「日本
ファッシズム史」はいずれもこれらの言葉をつかっていますし、まあ、日本の昭和史研究から、この言葉がなくなることはないでしょう。田中のは左翼の史観ですが。
私は松本健一の北についての著述以外は
近時の研究はしらないのですが、何と言うか、史料的にはもう出尽くした感がありますね。新史料が見方を逆転させるの言うものでもなさそうだし。昭和40年代初めの磯部の獄中手記の発見が最大のものではないですかね。
それ以前にかかれた立野信之の「叛乱」や竹山道雄の「昭和の精神史」は乏しい史料の中で正確なことをかいていますから。
歴史は想像力ですね。
沢地久枝の「雪は汚れていた」は無理に犯人探しをして、すってんころりとコロンだ感があります(妻たちの2.26事件ではいい仕事をしていたのですが)。
近時のものでは韓国カテでも出てきました「神々の軍隊」も素読しましたが、読みのあささが目立ち、全く評価していません。
これは メッセージ 4045 (nishina3777 さん)への返信です.
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