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「海ゆかば」は

投稿者: honkytonk_2002_x 投稿日時: 2005/06/29 19:52 投稿番号: [24080 / 49973]
これは、万葉集の中の原曲を読まないと意味は無いと思うんです。

「大君の辺にこそ死なめ」は、そこだけ読めば今どきは「ギョッ!」と思うかもしれないが、そんなのは取るに足らないことです。

大伴家持は、もともと武官の家柄です。神武東征の際の、「撃ちてし止まん」の「久米の子ら」の子孫です。その誇りは、何ものにも代え難いものだったでしょう。しかも、大伴氏は、栄耀栄華という点では、藤原系の後塵を拝してしまっているんです、当時すでに。
「オオキミのためにこの命を捧げられれば本望だ」という部分は、まったく自然だと思うんです。
いや、武官に限らず、「そうありたいものだ」という願いとでも言えましょうか。

>サイパンの老人ホームで「海行かば」を聞けるとは思ってもいなかったでしょう。   そのご老人達とは、日系人ではなく現地の人達だったんでしょ?   という事は、そのご老人達は、その歌の意味については知らないながら、ただ曲がいいからという理由で歌ったのでしょう。

いえいえ。
チャモロ系で、国民学校に通ったご老人達は、日本語が堪能ですよ。
今はどうかは分かりませんが、数年前なら、現地旅行ガイドとして、日本語でカンペキに説明していました。日本人からの質問にも、丁寧に答えてくれました。
日本の童謡も、たくさん歌ってくれました。

また、先日「世界ウルルン」でしたっけ、ラバウルの原住民のご老人が出ておられましたが、日本のロケスタッフが来ると、ありったけの日本語で歓迎していましたよね。
そして…撮影スタッフが帰国する際、なんと日本人のニイチャンの手を握り締め、「海ゆかば」を歌いながら、涙を流していたではありませんか。

まあ色々いわくはあったかも知れないが、内南洋(東西カロリン、マリアナ、マーシャル)、外南洋(ソロモン等)では、こういう話は多いですね。

ブーゲンビル島でも、日本人が行くと、いきなり白い海軍の戦闘帽をかぶったジイサンが出てきて敬礼し、「ワタシの先生は田中先生。ワタシ、一生懸命勉強しました」とかね。
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