re>れ:④タミル語のデータは?
投稿者: shinkuuboakagi555 投稿日時: 2002/10/08 21:49 投稿番号: [1373 / 49973]
>「日本語の誕生」は新装版が1990年発行とのことだけれど,初版はいつなんでしょう
私のもっているのは、この新装版です。初版は1978年のようです。そのあと、安本はシフト法をやめて、2項分布による検定法をつかいはじめたのでしたか。やはり初版が1978年の「日本語の成立」はシフト法をつかっています。
>別の本で読んだところでは,この基礎データはスワディシュの基礎200語で,現代語を対象にしているそうですね。
東京大学に外国人研究員として滞在していた南インド出身のシータラーマン氏に作成してもらい、近畿大の藤原明氏に見てもらい、明らかな表記上の誤りを2,3直した、となっています。ベースとする基礎語の選択にスワデシュの基礎語彙表を使ったということですね。
>もしかしたら,計量言語学は,スワディシュの基礎200語を土台にしないとなりたたない理論なのかもしれないけれど。
確かにそうはいえます。が、近縁と分かっているものは近縁との結果が、遠縁と分かっているものは遠縁との結果がこの手法ででるなら、ある程度の信頼性はおけるかもしれませんが。
安本は元々大野が嫌いなのではないでしょうか。また逆も。言語学を専攻しなかった安本と言語学専攻の大野のけんかともいえますが、安本や別の言語学者の説を支持する場合もあるからこれだけが原因ではないのかもしれません。
大野が安田徳太郎を素人学説と批判し、安本が大野を批判というのはおもしろいですが。安本の「日本語の成立」(講談社現代新書)では新版よりもっと詳細に大野を批判してます。「真実は舌鋒の鋭さによってもたらされるものではない」そうです。
でも、人類学での埴原と尾本の相違がわれわれ素人にはわかりにくいのにくらべると、これだけあからさまに言ってくれると違いがわかりやすいです。
これは メッセージ 1370 (bosintang さん)への返信です.
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