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「キレる」と関連?

投稿者: guiseinoyuu 投稿日時: 2005/10/25 10:39 投稿番号: [9563 / 15709]
受容体欠損で異常行動

  特定の生理活性物質の受容体が欠けると、ストレス環境では異常行動を
起こすことを京都大の成宮周教授(薬理学)らがマウスの実験で解明し、
米科学アカデミー紀要に二十五日発表する。実験マウスの記憶、認識などは
正常。異常な行動の様子は人間の「キレる」状態に似ており、原因解明に
つながる可能性があるという。
  成宮教授らは、神経伝達など体内で様々の役割を果たす生理活性物質
「プロスタグランジン」の受容体のうち「EP1」が欠損したマウスをつくり
実験した。
  高さ約二十㌢のビーカーの上に置いた実験では、“高所恐怖症”である普通の
マウスは飛び降りないが、七匹の欠損マウスは七分間で全部が飛び降りた。
正常マウスでもこの受容体をふさぐ薬を与えると、七匹中六匹が飛び降りた。
  また、同じおりに子供マウスを入れると、普通マウスはかわいがる行動を
取ったが、欠損マウスは常に一定の距離をとり、突然襲撃する行動を繰り返した。
欠損マウスを病気にし体力を落とした状態にすると、かえって攻撃性が増加。
欠損マウスの子にも異常行動は引き継がれた。成宮教授は「欠損マウスは
神経伝達物質ドーパミンのレベルが上昇しており抑制すると行動は正常になった。
ストレス環境での行動を制御する神経メカニズムがあると考えられ、解明を
目指したい」と話した。

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