火病ではありませんが...①
投稿者: samurai_03_japan 投稿日時: 2004/03/19 16:10 投稿番号: [426 / 15709]
[オピニオン]人間国宝
MARCH 16, 2004 00:15
『グラディエーター』と『The Hours』で、アカデミー男・女主演賞をそれぞれ受賞したハリウッドスターのラッセル・クロウ(40)とニコル・キッドマン(37)が最近、並んでオーストラリアの「人間国宝」に選ばれた。ハワイで生まれ、オーストラリアで育ったキッドマンとニュージーランド生まれのクロウはいずれもオーストラリア国籍を持っている。彼らはオーストラリアの「生きている国宝委員会」が1997年に人間国宝100人を初めて選定して以来、この7年間死亡した15人の空白を埋めるための名簿に載せられた。新しい名簿にはテニススターと往年の陸上選手、バリ島爆破事件の犠牲者らを治療した医師も含まれている。
◆韓国にも人間国宝がいないのではない。文化財庁が保存価値のある重要無形文化財に指定した人々を「人間国宝」と呼ぶ。現在舞踊、演劇、音楽、遊びと儀式、武芸、食べ物、工芸、技術などの分野で、109種の215人が生存している。しかし、60代以上が170人で全体の79%を占めるほど高齢層一色だ。文化財庁が支給する支援金は月100万ウォンに過ぎず、実際、伝統技能工のような待遇をしているのがせいぜいだ。
◆このような風土が不満だったためか。才気と天才性、博覧強記で一時代を風靡した无涯(ムエ)の梁柱東(ヤン・ジュドン、1903〜1977)先生は生存しているときに人間国宝を自任した。先生の手前味噌については、もちろん賛否両論がある。しかし、梁先生が残した「朝鮮古歌研究」と「麗謡箋注(リョヨジョンジュ・高麗時代の歌を注解したもの)」に対しては誰もが優れた業績で評価する。先生はタクシーの運転手に「国宝が乗ったから、ことさら運転に気を付けなさい」と言ったり、路上放尿を取り締まる警察官には「国宝を知らないのか」と厳しく叱ったりしたという。「国宝が見てあげるだけでも光栄」とし、新聞も無料で購読するほどだった。
◆韓国は5000年の歴史にふさわしく、数多くの国宝級の有形文化財を持っている。しかし、人間に対する評価と待遇は極めてけち臭くて「国宝級人間」どころか「尊敬される元老」も探しにくい。李舜臣(イ・スンシン)将軍と金寿換(キム・スファン)樞機卿さえ揺るがすのが、昨今のことだ。韓国に人間国宝がいないのはそれに相応しい人物がいなかったからではなく、人物を育てないうえに、何かあればどのようにしてでもおとしめようという韓国社会の風土にもっと大きな責任があるかもしれない。
呉明哲(オ・ミョンチョル)論説委員 oscar@donga.com
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=100000&biid=2004031784938
国々が、芸能、文化、技術、その他諸々、「国宝」とするに相応しい技術・技量・実績を示す人々を「人間国宝」として尊重する事は、誠に喜ばしいと思う。
無論、韓国にも他に誇るべき素晴らしい技芸・実績を有する人々もいるだろう。
ここでは、その事に何も反対はしない。
だが、少し気になった(と、言うより、違和感を感じた)事が...
>60代以上が170人で全体の79%を占めるほど高齢層一色だ。
「人間国宝」などと称されるには、日本的な感覚(と、言うより私的な感覚)で言えば、長年己の「技」を磨き、昇華させ、一朝一夕ではない高い評価を維持しつつ、尚精進を惜しまず。
という印象があります。
であれば、60代以上が79%というのも、私的には頷けるのですが。
それ以上に、
>文化財庁が支給する支援金は月100万ウォンに過ぎず、実際、伝統技能工のような待遇をしているのがせいぜいだ。
「人間国宝」ともなれば、その評価は絶大でしょう。例えば技芸の分野ならば、日本ではその「匠の技」が生み出す芸術品は計り知れない価値がある。
その金額も...
韓国では、違うのだろうか?
そもそも、その「技」とは、己が己自身で立って生き抜くゆえに、精進し、昇華し、磨かれてゆくものだと思う。
そして、その「技」の中に秘められた、いわば「匠の魂」に何らかを感じた人が、弟子入りなりして、その技を学び、継承してゆく。
「人間国宝」の技とはそうやって受け継がれ、受け継がれてゆくものではないのだろうか?
決して「支給する支援金は月100万ウォンに過ぎず」のような、年金生活者が如く、支給額の小額に憤るものではなく、
「実際、伝統技能工のような待遇をしているのがせいぜいだ。」
偉そぶるものでもない。ましてや、「伝統技能工」を蔑視するべきものではない。(日本では伝統技能工は一種尊敬されますが)
MARCH 16, 2004 00:15
『グラディエーター』と『The Hours』で、アカデミー男・女主演賞をそれぞれ受賞したハリウッドスターのラッセル・クロウ(40)とニコル・キッドマン(37)が最近、並んでオーストラリアの「人間国宝」に選ばれた。ハワイで生まれ、オーストラリアで育ったキッドマンとニュージーランド生まれのクロウはいずれもオーストラリア国籍を持っている。彼らはオーストラリアの「生きている国宝委員会」が1997年に人間国宝100人を初めて選定して以来、この7年間死亡した15人の空白を埋めるための名簿に載せられた。新しい名簿にはテニススターと往年の陸上選手、バリ島爆破事件の犠牲者らを治療した医師も含まれている。
◆韓国にも人間国宝がいないのではない。文化財庁が保存価値のある重要無形文化財に指定した人々を「人間国宝」と呼ぶ。現在舞踊、演劇、音楽、遊びと儀式、武芸、食べ物、工芸、技術などの分野で、109種の215人が生存している。しかし、60代以上が170人で全体の79%を占めるほど高齢層一色だ。文化財庁が支給する支援金は月100万ウォンに過ぎず、実際、伝統技能工のような待遇をしているのがせいぜいだ。
◆このような風土が不満だったためか。才気と天才性、博覧強記で一時代を風靡した无涯(ムエ)の梁柱東(ヤン・ジュドン、1903〜1977)先生は生存しているときに人間国宝を自任した。先生の手前味噌については、もちろん賛否両論がある。しかし、梁先生が残した「朝鮮古歌研究」と「麗謡箋注(リョヨジョンジュ・高麗時代の歌を注解したもの)」に対しては誰もが優れた業績で評価する。先生はタクシーの運転手に「国宝が乗ったから、ことさら運転に気を付けなさい」と言ったり、路上放尿を取り締まる警察官には「国宝を知らないのか」と厳しく叱ったりしたという。「国宝が見てあげるだけでも光栄」とし、新聞も無料で購読するほどだった。
◆韓国は5000年の歴史にふさわしく、数多くの国宝級の有形文化財を持っている。しかし、人間に対する評価と待遇は極めてけち臭くて「国宝級人間」どころか「尊敬される元老」も探しにくい。李舜臣(イ・スンシン)将軍と金寿換(キム・スファン)樞機卿さえ揺るがすのが、昨今のことだ。韓国に人間国宝がいないのはそれに相応しい人物がいなかったからではなく、人物を育てないうえに、何かあればどのようにしてでもおとしめようという韓国社会の風土にもっと大きな責任があるかもしれない。
呉明哲(オ・ミョンチョル)論説委員 oscar@donga.com
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=100000&biid=2004031784938
国々が、芸能、文化、技術、その他諸々、「国宝」とするに相応しい技術・技量・実績を示す人々を「人間国宝」として尊重する事は、誠に喜ばしいと思う。
無論、韓国にも他に誇るべき素晴らしい技芸・実績を有する人々もいるだろう。
ここでは、その事に何も反対はしない。
だが、少し気になった(と、言うより、違和感を感じた)事が...
>60代以上が170人で全体の79%を占めるほど高齢層一色だ。
「人間国宝」などと称されるには、日本的な感覚(と、言うより私的な感覚)で言えば、長年己の「技」を磨き、昇華させ、一朝一夕ではない高い評価を維持しつつ、尚精進を惜しまず。
という印象があります。
であれば、60代以上が79%というのも、私的には頷けるのですが。
それ以上に、
>文化財庁が支給する支援金は月100万ウォンに過ぎず、実際、伝統技能工のような待遇をしているのがせいぜいだ。
「人間国宝」ともなれば、その評価は絶大でしょう。例えば技芸の分野ならば、日本ではその「匠の技」が生み出す芸術品は計り知れない価値がある。
その金額も...
韓国では、違うのだろうか?
そもそも、その「技」とは、己が己自身で立って生き抜くゆえに、精進し、昇華し、磨かれてゆくものだと思う。
そして、その「技」の中に秘められた、いわば「匠の魂」に何らかを感じた人が、弟子入りなりして、その技を学び、継承してゆく。
「人間国宝」の技とはそうやって受け継がれ、受け継がれてゆくものではないのだろうか?
決して「支給する支援金は月100万ウォンに過ぎず」のような、年金生活者が如く、支給額の小額に憤るものではなく、
「実際、伝統技能工のような待遇をしているのがせいぜいだ。」
偉そぶるものでもない。ましてや、「伝統技能工」を蔑視するべきものではない。(日本では伝統技能工は一種尊敬されますが)
これは メッセージ 1 (guiseinoyuu さん)への返信です.
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