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概念の理解

投稿者: hiro12357 投稿日時: 2003/11/18 23:04 投稿番号: [161 / 15709]
>言葉というものが、その概念を理解する上でどれだけ大事な
>ものなのか、ということを言いたいのです。

おっしゃる通りだと思います。
別のトピでも述べたことですが、知性発達の構造化は言語による手助けが必要であると考えます。


その一方で、言語による機能的制約もまたあるかと思います。
例えば、「赤い服」という言葉は情報の伝達においては効率的ではありますが、一方でその「赤い服」の属する様々な要素の伝播を、その効率化ゆえに阻む傾向があるかと思います。
発信者が「赤い服」と伝えることにすれば、受信者はその言葉以上の情報は受け取れません。

逆に絵を描いて「赤い服」を伝えた場合、受信者はその色合いやデザイン等も受け取りやすくなりますが、情報伝達の効率は落ちてしまいます。

その言語の持つ性質上、新しい概念を表す言葉が出来れば、その概念の伝播は容易になりますが、それに付随する要素の伝播が阻まれ、場合によっては思考停止に近いものに陥りやすくなってしまうかと考えます。(民主主義と専制国家のように二元論的に分けてしまい、その境界線上の政策概念やそれ以外の政策概念を見逃しやすくなる)


その点日本語は、漢字・ひらがな・カタカナと使用媒体が豊富で一つの言葉であっても多元的に表すことができるので思考形態に幅をもたせやすいかと思います。
例えば、「顰蹙」「ひんしゅく」「ヒンシュク」等で微妙なニュアンスの違いが伝わります。

そういった意味で単構造言語は、知性構造化の手助けにはなりにくいかと思います。
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